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○ 輻射による熱の移動を防ぐにはアルミ断熱材による断熱が効果効果的である。 ○ 中空層では、輻射熱と対流によって熱が伝えられる 2007スタンダード2級建築士用 学芸出版参照 1級建築士試験問題,熱伝導率の違いによる断熱効果 問題1 断熱材について、“中空層に断熱材を入れると、断熱効果は空気層を設けるよりも高い”とあるが、熱伝導率の表を見ると、断熱材の熱伝導率(0.03~0.04W/m・K)、空気の熱伝導率(0.02W/m・K)とあり、空気のほうが熱伝導率が小さいです。これらはどのように理解すればいいのですか? 回答 空気の熱伝導率が断熱材より小さくても、空気層では熱伝導だけでなく、熱放射輻射熱、熱対流によっても熱移動が行われるため、断熱効果は断熱材より劣ります。(熱伝導よりむしろ対流、放射輻射が多い。) 断熱材などの熱抵抗(熱伝導抵抗)が材料の厚さに比例するのに対して、空気層がそうはならない様子が下図で表現されていますが、理由は同じです。 断熱材などの固体材料の熱移動が熱伝導によるのに対して、空気層の熱移動は熱伝導、熱放射輻射、熱対流によって生じるという特殊性がポイントです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.21 20:59:30
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