左義長(どんと焼き)
今日は新暦の小正月。私が生まれ育った大阪では、今日までが正月の松の内でした。以前は今日が成人式で、ちょうど区切りがつくかんじがしたものですが、今ではすっかり薄れてしまいましたね。時間がどんどん早く流れていって、じっくり味わえなくなってるみたいで……この週末は、あちこちで左義長が行われたかと思います。私の住む集落でも、日曜の午後にありました。個人的には「どんと焼き」という方が、なじみがありますが。門松やしめ縄などでお迎えした歳の神様を、焼いてお送りするという意味もあるそうですね。そういえば、お盆の「五山の送り火」も、よく似た意味合いじゃなかったかしら。ごうごうと燃えさかる炎は、いつみても畏れ多い感じがします。じっと見つめていると、なんとなく清められていくような気がして、不思議。