エリンギの徒然日記☆

春といえば、桜…の次に変な人！！ですよね。
春の陽気に誘われて頭がぽーっとしちゃうのか、春は変な人が続出します。

いつものように自転車をこいで通勤していると、どこからか奇妙な声が！
その日は雨で視界も悪く、一体誰やねん！と思いながら見上げると電柱の影から顔だけのぞかせて、50歳位のおばさんが「わうーわうー」と叫んでいます。
叫びながら入れ歯をだしたり、いれたりしています。

「あ、完璧に変な人だ…」
と思った時には、時すでに遅く、そのおばさんとばしーっと目があってしまいました。

「や、やば…」

おばさんは、目があうなり「わうーわうー」と大声で叫びながら猛ダッシュで追っかけてきたのです！

「うぎゃー！！」

私は、なぜか噛み付かれると思い必死に自転車を猛スピードでこぎました。
駅までつくと「わうー」の声もさすがに聞こえなくなり、ほっとしながらホームでいつものように電車を待っていました。


「わうー」

すると、またかすかに「わうーわうー」と声がしてきたのです。
「空耳か？」と思いましたが、どうやらおばさんは、ホームの中に入ってきたようなのです。そして、頭の後ろにドンと衝撃を感じてパッと後ろを振り向くと、な、なんとそのおばさんがいたのです！

「えーっ！！」
私は、恐怖のあまり隣にいた人にしがみついてしまいました。

おばさんは、その後何事もなかったかの様にどこかにいってしまいましたが、恐怖で言葉がでませんでした。


「一体なんやねん！」
朝から恐怖を感じました。のら犬に追っかけられた以来の恐怖かもしれません。
おばさんは、どうしてホームの中まで入れたのか、色々考えると謎が深まるばかりです。