いのちのおはなし
六年生の最後の読み聞かせで、娘のクラスを担当させていただきました。
選んだ本は『いのちのおはなし』
日野原重明先生の書いた本です。
日野原先生、知っている方も多いのでは?
聖路加国際病院の名誉院長。
残念ながら、2017年7月にお亡くなりになられましたが、なんと105歳!!
日野原先生の著書、『いのちのおはなし』には次のような言葉があります。
『いのちとは、皆さんが持っている時間の事です。自分のためだけに時間を使うのではなく、これからはだれかのために時間を使ってください。』
これは、実際に色々な学校を訪問し、日野原先生が実際に子供達に送った言葉です。
この一文を読んだ時、とても考えさせられました。
読み聞かせをしている今この瞬間も、この子達は自分の大切な命の時間を使ってくれているのだ。
この子達は6年間、命の時間を使ってくれたのだ。
心の底から感謝の気持ちが溢れました。
退屈だった子もいるでしょう。
朝眠くて、内容が入って来ない子も。
好みの本じゃないから聞きたくなかった子も。
それでも、四年生までは毎週水曜日。
五年生からは月に一度。
本当に毎回きちんと聞いてくれて、笑ってくれて。
高学年になるとリアクションは薄くなりましたが笑
でも、読み手の方を向いて、聞いてくれる。
どんなに嬉しかったか、子供達は知らないだろうなー。
皆さんの大切な命の時間を使って、6年間読み聞かせを聞いてくれて本当にありがとう。
🍀すど🍀