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カテゴリ:野球
ことしから、西武ライオンズがマークとユニホームを一新することを発表しました。
しかしながらこれには、ファンとして異論を唱えます。 ライオンズはフランチャイズ移転以来慣れ親しんだ手塚治虫氏のデザインによる「レオマーク」と筆記体ベースのロゴ、青・緑・赤のトリコロールカラーを30年間にわたり堅持してきました。 それをなぜイトも簡単にあっさり切り捨てなければいけないのか? 多分、これらデザインは「堤独裁時代の負の遺産」とする向きがあるのかも知れません。 確かに長きにわたり、ライオンズは「堤絶対王政」の傀儡と呪縛を受け続けてきました。そしてようやく「独裁政権」が崩壊しライオンズは自由な球団経営を取り戻したのですから。 でもですね、「自由な球団経営」をアッピールして過去のしがらみから訣別したい気持ちは分かります。 しかしながら、このデザインほど、画期的で統一感があり、時代が変わっても色褪せしないものはありません。レオマークやトリコロールカラーに至っては西武バス(貸切・高速用車)・伊豆箱根鉄道・近江鉄道のバスにまでこのデザインは浸透しているのだから。 デザインというものは長く、子孫の代まで普遍的に続くことが何よりの理想です。確かに、現代のデザインは企業経営に大きく左右されていることは否めないでしょう。ですが、優れたデザインは企業経営がどのように変われど、安易に変えるものではないと僕は考えています。 経営とデザインは別、変えることがすべてとは限りません。 西武ライオンズ30年史 企業力とデザイン プロ野球ユニフォーム物語 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009/01/06 05:35:19 PM
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