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カテゴリ:鉄道
先週の北陸一周のとき、富山でまとまった時間ができたので、昨年12月23日に開業した富山地方鉄道の富山都心線(丸の内~国際会議場前~荒町間)に乗って来ました。
この「富山都心線」は、市内電車の利便性向上を目的にして1984年に廃止された環状線の底辺部分を復活させたものです。 復活にさいしては街路整備と一体で作られ、沿線は西洋の諸都市で見られる「ライトレール」のように美しくなっています。 復活部分は単線で、途中に国際会議場前・大手モール・グランドプラザ前の各停留場が設けられています。いずれも行き違いはできず、反時計回り一方通行で運行。合わせて富山ライトレールと同タイプの9000形低床連接電車が同線専用に導入されました。 環状運転は10分間隔で運行し、約20分で1周します。運賃は200円均一。「乗り換え券」の制度もあります。 それでは、富山駅前から始めましょう。 駅前を出るとすぐに左折して南へ下り、丸の内へ向かいます。 写真は丸の内の分岐部分を眺めたものです。右へ向かう複線は大学前へ、左の単線が富山都心線になります。逆方向や、大学前方面から都心線へ向かう線路はありません。 左折すると富山城のお堀に沿って走ります。ほどなくして右折、カーブの先に国際会議場前が見えます。 国際会議場前から大手モールへ向かいます。電車通りは美しく整備されました。 大手モールから再び左折。百貨店・複合商業施設・商店街が並ぶ市内最大の繁華街へ入ります。 写真はグランドプラザ前停留場と中心市街地を眺めたものです。グランドプラザ前では乗客がドンドン降りて行きました。 同停留場と西町停留場(南富山駅前方面)は同じ停留場として扱われ、乗り換え券も発行されます。 市内線荒町~西町間の中間地点で合流し、富山駅前へ向けて電車は北上します。 狭い通りの真ん中を走り、再び富山駅前に戻ってきました。 今後富山では、JRの高架化と北陸新幹線の開業に併せ、富山駅の北口から発着している富山ライトレールを高架下に通して南口へ伸ばし、市内線や富山都心線につなぐ案もあります。 公共交通や路面電車を軸にした新しい街づくりを目指す富山市の挑戦に、注目したいところです。 富山の路面電車にちなむ商品は楽天市場へ↓ No.04 富山地方鉄道 【トレーン 路面電車シリーズ トラムズダイキャストモデル】税込み546円 全国チンチン電車紀行 東日本編(DVD) ◆20%OFF!税込み3,192円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010/01/17 08:56:49 PM
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