枝郎パビリオン

2012/08/14(火)21:57

イデオロギーに屈した?五輪男子サッカー

スポーツあれこれ(30)

長いようで短かったロンドン五輪も、先日無事終了しました。 しかし、男子サッカーでわが日本が「3位決定戦」で韓国に敗れてメダルを逃した大きな原因は、どうも試合直前に敢行された李大統領の竹島(独島)訪問によるものだ、と勘繰ってしまいます。 この「竹島訪問」は、日本と韓国の対戦となった男子サッカーならびに女子バレーボールの「3位決定戦」の直前という、取ってつけたようなタイミングで突然行われました。 どうやら韓国側の意図としては、「独島は韓国の領土だ」とアッピールすることにより韓国国内の世論を喚起させて選手団に愛国心と士気を高めること、そして日本選手団に精神的ダメージを与えさせて韓国に有利に働かせようとしたように見えます。 この、突然の「竹島訪問」は、韓国の「メダル獲得のための策略」の一環と思われても、不思議ではありません。 そもそもオリンピックは政治的関与のないリベラルなものです。 そこへ自国のイデオロギーを持ちこみ相手国を屈服させ、勝利と栄誉をもたらそうとするやりかたはオリンピックの道義に大きく反します。だとしたら、これは非常に卑劣な手段です。 もし、「疑わしい」というのであれば、IOCとFIFAは合同で事実関係の調査を行い、厳然たる処分を下すべきではないでしょうか? 上記はあくまでも僕の個人的な推測や憶測にすぎません。おそらく、同様の推測や憶測をする人々もいるでしょう。 が、国内の一部の心ない,心の狭いサッカーファンがネット上の陰湿な議論によってそれらが勝手に独り歩きし、誤ったかたちで断定型となって「反韓」「嫌韓」の風潮がはびこり新たな日韓関係のこじれに発展するのではないか・・・と僕は危惧します。 どうか、ここはひとつ、「日本の男子サッカーの敗因はこのようにとらえられる場合もある」ことだけを理解していただきたいと、思います。

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