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カテゴリ:鉄道
昨日、北陸へ「弾丸鉄活旅行」をしてきました。今回の目的は、北陸新幹線延長で消える「はくたか」と「北越」の記録です。
本日はここから、「北越」をご覧に入れます。 「北越」はもともと大阪~新潟間の特急列車として登場しましたが、「雷鳥」との統合によって金沢~新潟間に設定された地域都市間特急です。実際は長岡で上越新幹線と接続していることから、「新幹線連絡特急」としての役割も担います。 ★写真は富山にて 「北越」は上沼垂車両所の485系を使用します。写真は国鉄色の1500台。これはもともと札幌~旭川間で1975年から1979年まで運行された「いしかり」用に製造されたものです。運転台上部にある前照灯が1基でなく2基になっているのが特徴です。 ★写真は金沢にて こちらは改装車の3000台。1990年代から青森・上沼垂所属車を対象に前面形状・塗装・内装の変更を伴う大掛かりな改装工事が行われました。上沼垂所属車はこの「北越」と「いなほ」に使われていますが、常磐線からの653系転用によって数を減らし、今度の「北越」廃止によって消滅が見込まれます。なお、「はくたか」登場当初は681系とともに一部の列車にも用いられました。 ★こちらも写真は金沢にて
廃止後は上越妙高乗換えで新幹線~新列車「しらゆき」との乗り継ぎになりますが、私見として正直なところ時間短縮のメリットは低いと思います。むしろ、乗り換えの手間と料金負担が増えるだけです。東京偏重の運行体系の構築が露見されています。 新幹線延長後の利用の流れによっては、「北越」の名前復活まではいかなくても北陸~新潟系統の特急列車の復活など、運行体系の大きな見直しも考えたほうが良いかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/01/11 10:24:38 PM
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