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カテゴリ:野球
5月10日に、プロ野球の実施について考えを載せましたが、ようやく正式決定したことから、改めて加筆修正して再掲いたします。
ウイルス禍により、プロ野球(NPB)の開幕が当初予定より3ヶ月遅れることになりました。 待ちこがれ「旧暦」に置き換えていましたが、これにより辛うじて旧暦で「4月開幕」が守られました。今年は閏年で、旧暦に於いて4月が2回来ることが幸いしたかっこうです。 このため交流戦と球宴、CLCS・PLCSを削って日本シリーズを行うことになります。 日本シリーズの開始日は10月20日と想定します。 これは選手の休養期間の確保と、ラジオ・地上波テレビの番組編成計画(広告営業計画)を勘案したためです。地上波放送では10月が番組改編期となり、野球中継の放送を9月末日で打ち切り、新編成に移行しなくてはなりません。ラジオ野球中継のスポンサー契約期間も、所定開幕日から9月末日までが通例だからです。 日程消化について、これは乱暴な計算ですが、 NPB公式戦143試合-交流戦18試合=125試合 125試合÷週6日=約21週間(小数点以下は四捨五入) このままでは球宴・CLCS・PLCSを削っても日本シリーズの開始想定日10月20日まで(約15週間)に消化できなくなります。 したがって6週間ぶんの試合を最初の2ヶ月はダブルヘッダーで消化しなくてはいけません。 選手への負担はかかりますが、そこは我慢してもらいましょう。 ダブルヘッダーが続く場合、先発投手のローテーションが通常通りならそれが狂い、最悪「中2日登板」は避けられません。投手のベンチ入り人数を増やすか、中継ぎの一部を先発に廻して7回まで投げ切ってもらうことになりましょう。 さらに、2試合続くとなると時間に制約が起きます。臨時的に「3時間ルール」を作る必要があるかも知れません。 このように、「苦しい台所事情」となってしまいますが、若手・新人選手にとっては、活躍のチャンスが増えることになります。期待はできます。 しかしながら、この一件により、NPBの柔軟性と冗長性のなさが露呈されたのは事実です。 災害や気候変動のリスクが高い日本では、余裕を持った実施計画を行うことが重要になります。だからこそ、交流戦とCLCS・PLCSはなくすべきです。 また、最初の1ヶ月程度は無観客で行われるため、ファンクラブ会員に対する補償措置をお願いいたします。 具体的には、 (1)会員特典の有効期限を翌年まで延長する (2)ポイントサービスがある場合は「倍付け」や「ボーナスポイント」を行い、今季で有効期限が切れる場合は翌年まで延長する (3)翌年も継続する場合は会費を減額する などです。 延期と補償はセットです。このような措置をとらないと、集客は元に戻らなくなります。 各球団とも、その点を良くお考え下さい。 本日の懸賞応募は下記の通りです。 ★「懸賞なび」7月号4頁から クオカード5000円ぶん 旧料金絵入り官製はがき+10円切手+1円切手3枚使用 埼玉県上尾市から投函 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020/05/25 05:41:34 PM
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