大阪転勤
僕は9月付けで大阪に転勤になった。突然の事で(前からオファーがあったのだが本当に転勤になるとは・・・)僕も家族もびっくり。ママは「行きたきゃ行けば?」と相当寂しがっていた。僕はあの杉並の家を出たことがない。生活の不安はある。だけどもこんなチャンスはもうナイかも知れないと思い、僕は決心した。大阪は商売の街。活気が違う。手法も違う。そこでどれだけ吸収できるのか。今走らなければいつ走るのか。止まることはいつだってできるさ。いざとなったらなんでも出来る。やめるのも自分の自由だ。そう思うと気が楽だ。21日、東京の実家の荷物を出した。じわじわと家にすぐに戻れないという実感が湧いてきた・・昨日ママに電話した。荷物を出してベットが無かった僕はお客様用の布団で寝た。朝早く出発しなくてはならなかったため布団をたたんで置いて出た僕に向かってママは「お布団なんてたたんじゃって。お客様みたいで寂しかったわ」と言っていた。僕は胸が熱くなった。。案外僕は甘えん坊だったのかも知れない。これがホームシックというやつなのか。。。漕ぎ出した船を今はまだ下りるわけにも行かず僕は前を見て進むしかないのだ。