青い空が黒くなり、星が現れ始めた
空に現れた流れ星
弧を描いて現れた流れ星
すぐに消えてしまう
3回願い事を言う前に夜空へ消える
あの時の記憶
あの時の思い出
全部流れ星に詰まってる
小さい頃、死んだじいちゃんと山に登って見た流れ星
幼馴染と秘密基地で見た満天の星
宝石以上に輝く
夜の街のネオン以上に輝く
手を伸ばせば届きそうで
掴めそうで、そのまま僕の元へ持って帰れるような
今僕は夜空を見上げている
涙を零しながら
その涙があの空の星になるのなら
あの空へ飛んでいくなら
僕のこの冷たい気持ちをもあの夜空に持って行って
記憶が作り出す遠い日の幻影
記憶が映し出す少年だった日の世界
僕の腕をつかむ大きな手
その大きな手はもう無いけど
夜空はずっと僕の中にあり続ける
あの時の言葉も僕の中で存在し続ける
「流れ星がみえるんだよ―」
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Last updated
2004年06月16日 23時35分48秒
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