★学校休校期間延長時の対応を振り返って2021年、新型コロナウイルスの影響が昨年から続く中、まもなく春を迎えようとしております。進学塾TOP→PASSでは、昨春の学校休校期間延長時には2ヶ月間に渡り、『新学年1年分の予習』を実施しました。 あの時の流れは以下のようなものでした。 3/20頃 オリンピック延期の流れになっていき、休校延長の可能性も高くなることを予想する。 3/24 オリンピック延期決定。「本当にいつもと違う4月になること」を覚悟する。 3/25 都知事が週末(28,29)の外出自粛要請を発表。 3/26 4月から学校が再開した場合にはお金の無駄なるかも知れないけど学校休校に備えて教材を発注。*Amazonやアスクルみたいに翌日届くわけでもないので。 3/28~29 土日。塾の休校日を使って、4月の毎日に各家庭で学校代わりに時間を決めて勉強してもらうための計画表を作成。配布予定のテキストのページを計画表に入力していく作業。もし休校にならなければ無駄な時間になるのも覚悟しての大作業だった。 3/30 学校休校延長の場合を考えた塾のプランをお手紙にて発表。あくまで"休校になった場合に"という意味で。先回りして道筋を立てておくことが大切。 3/31 東京都は都立学校の休校をGWまで延長することについて発表。この時点では各市区町村も準ずることになるだろうという見解。 4/1 塾生とそのご家庭に、明日2日にZoomの接続練習をすることを発表する。 (今回は使用しなくても2020年代はいずれどこかで使用することもあるのでとお伝えして試して頂いた) 4/2 遂に区からも学校休校期間延長が発表される。事前に発注していた教材を春期講習中の生徒に配布する。 4/3 学校休校期間にTOP→PASS生のように勉強ができる『特別体験生』を小2以上で募集する。最終的に8名の方が参加する。 4/4 土曜日で休校日。Zoomの接続練習をこの2日間も行うなど、塾側からのお知らせはグループLINEで毎日続けていた。 4/5 日曜日で本当はテスト日だった。テストは自宅受検をして11日までにポストに投函してもらうように変更をしていた。Zoomでのチャット練習を算数の問題を利用して実施。 4/6 休校日。明日からの自宅勉強に備えて最終確認の連絡だけは欠かさずに行う。この日の夜から”明日の勉強時間の予告書き込み”が始まる。 4/7 家庭課題学習が始まる。追加で毎日最低30分、お家のお手伝いをすることを課す。 4/19 おそらくGW明けも休校が続くだろうと予想し、それについての考えをグループLINEでお伝えする。 ●休校延長を条件に5月後半で『学力判定テスト』をすることを通達する。流石に2ヶ月も休校するのは子どもたちにも辛いことなので、4月とは異なったイベントを実施するねらい。 ●同時に、5月の学習量を4月よりも少しだけ軽くするプランを考え始める。少しでも負担が減ると本人たちの苦しみも軽くなるので。 ●5月に学校が再開しても授業時間が夜となる中学生は、最低2週間は対面授業を行わずに様子を見る旨も連絡。 4/25 学校休校期間がとりあえず5/10まで延長されることが発表される。→最終的に5月後半まで延長 5/23 6月からの分散登校の可能性を見据えて、学校の課題も出ることが予想されるため、塾課題も通常の形に近づけて大幅に減らすことを連絡する。 5/26 6月1日より学校が分散登校で再開しても、弊塾は最低2週間はオンラインで続けることを連絡。同時に1学年の定員を減らすことも発表。 6/15 塾での対面授業を再開。6月中、中学生は学校の通学日に合わせた分散通塾にて再開。 8月 今年の冬はまともに冬期講習ができないことを予想し、下級学年はオンラインで講習が可能かどうかをチェックするために、数日間オンライン講習を実施してみる。 11/12 社会情勢、新規感染者数の微増、政府の動きも踏まえ、中2以外の冬期講習はオンラインで行う旨を早めにお知らせする。 12/27 他の多くの塾が冬期講習を平常通り実施する中、TOP→PASSは中2以下の冬期講習を家庭課題学習で実施する。 12月、年末年始 新規感染者数が爆発的に増えていき、知事らが国に緊急事態宣言の発令をお願いするなど、結果として11月時の予想と判断が正しかったことが証明される。 1/4 1都3県の『緊急事態行動』の取りまとめを受けて1月の中学生の授業について検討を始める。 1/7 授業時間が夜になる中1と中2の平常授業日を一日減らし、更に時間を凝縮して実施、また家庭課題学習日を1日増やす対応をすることを発表する。 |