大学受験体験記(東洋大学へ進学)。
都立高校から東洋大学に進学した生徒の体験記です。私は私立文系の受験をしたのでそれについて大切なことを伝えたいと思います。1つ目は1,2年生での勉強の仕方です。 私が実際に後悔したことなのですが、1,2年生のうちに知識をもっとつけておけばよかったなと思います。私は世界史を選択したのですが、世界史は覚える量が多く範囲も全世界なのでとても広いです。 難関の私立では学校で習うこと以外にも覚えておかなければいけないことがあります。一問一答などを自分で買って、学校で習ったこと以外にも知識をもっとつけておけばよかったなと思います。そうすれば1,2年生の時点で知識の量に差ができます。英語も同じで、単語を早い時点でたくさん覚えておけば3年生になって単語の勉強に時間を割く必要が無くなります。 また、推薦を狙っている人は毎回の試験で良い結果を残せるようにしっかり勉強することが大事です。私は推薦じゃなくて一般で頑張るという人も、受験勉強が辛くなって推薦が良かったなと思う日がくるかもしれません。私もそうでした。正直受験勉強を何ヶ月も頑張るより、一回一回の試験でいい結果を残す方が効率が良いと思います。 2つ目は、模試の結果や成績についてです。 今模試の結果がいい人は絶対に怠けてはいけません。怠けた分はあとあと結果となってかえってきます。模試の結果が悪い人は、勉強を継続していれば必ず成績が上がってくるので諦めずに勉強を続けてください。1,2年生での試験の結果が悪い人も受験勉強で巻き返しできます。私の周りにそういう人はたくさんいます。現状に甘えず、落胆せず、受験日まで頑張りましょう。 3つ目は自分で情報収集することの大切さです。 受験に関する情報は本当にたくさんあるので、自分で情報を集めることはとても大事です。共通テスト利用方式で受験するのか、一般方式で受験するのか、どの科目の組み合わせで受験するのか、いつ受験するのか、どこで受験するのかなどは友達とは全く違うし、もちろん全ての大学でも違います。 国公立でも私立と同じように3教科で受けられるところもあります。友達に聞いてもわからないことが多いので、自分が知りたいことは確実に知っておくようにしましょう。受験直前になって間違うと本当に大変なことになります。わからないことがないようにしておくことが大切です。 4つ目はスキマ時間を有効活用することです。 皆さん部活や習い事などで忙しいとは思いますが、通学するために電車やバスに乗っている人や休み時間にやることがない人は、その少しの時間を活用して単語帳を見たり文法を覚えたりすることができます。忙しい中でも必ず勉強する時間はあります。部活から帰った後は疲れているかもしれませんが、30分でも1時間でも、自分で勉強できる時間を見つけて勉強を習慣化することが大事です。今からでも遅くないです。今頑張れる人は確実に周りとの差がつきます。最後にやってよかったことです。 私は友達と問題を出し合ったり、わからないところを聞いたり説明しあったりしました。自分だけで覚えたり考えたりするのは結構難しかったですが、友達に教えてもらったり説明したりしたところは自分1人で勉強するよりも覚えていました。友達に自分が覚えたい文章を読んでもらったり、友達と一緒に問題を解きあったりすると覚えやすいと思うのでぜひやってみてください。 大学の受験勉強は自分の人生のうちのたった1年間ですが、精神的にも体力的にも本当につらくて大変です。受験が終わったらやりたいことを思い浮かべたり、たまには映画を観たりしてモチベーションを保ちながら最後まで頑張ってください!