『上州の海』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　桐生・江戸っ子寿司店主のブログ

先週の水曜日になりますが、

夏に行こうと思っていた唐松岳日帰り登山を

まだ雪がある内に行ってみようと

急遽行って来ました。




天気が好転すると分かり、急に決めた為、

誰も誘わず1人で前日の仕事終わりにそのまま出発。

途中で2時間程仮眠をとっただけの

弾丸登山になってしまったので

これは真似しないで下さい。


6時半には白馬村のゴンドラ乗り場に着き、

直後に来た新潟の人と情報交換。

私がリフトの最終時間を心配したら

「2時間半で登れるでしょ」…って(･･;)

通常のコースタイムは登り4時間で、

往復だと7時間程なんです(^^;)

ゴンドラは8時からなんですが

30分前には乗り場は画像にもあるように




平日でも登る人半分滑る人半分と言った感じでした。



ゴンドラとリフトを乗り継ぐ事30分あまり。




最初は前日の天気が残りちょっとガスった感じでしたが、

午後は好天が見込まれていましたからワクワクでした。




とにかくリフトの最終は15時40分、

それまでに戻らないと。

まずは登りで貯金を作って時間に余裕を持たせて下山したい。

事前にナンチャッテ登山隊の副隊長から

東斜面（山頂に向かって左側）に表層雪崩の危険があると

情報を頂いたので充分注意して登りました。


気温は朝8時にマイナス2度でしたが、

陽が出て登り始めてしばらくすると

10度まで上がり、表層雪崩が頭をよぎります。



心配とは裏腹に空はすっかり晴れて雲もどんどん消えて行きます。




左側に五竜岳・鹿島槍ヶ岳、




右側に白馬三山を見ながら、



振り返れば雲海広がる大パノラマがこの時点で早くも見られました。




八方池までは夏に来たことがあり、





やはり夏とは違う景色。



雪で八方池は見えませんでしたがペースは

思ったより早く八方池を通過出来ました。








しかし、ここからが唐松岳本番でした。

斜度が急に上がり、





私の6本爪アイゼン だと前爪がないので

多少かかりが悪くて足に負担がかかっていました。




この急登が何度となく繰り返された後に

2500mを超えたあたりから強烈な西風が吹き当たり、

岩陰でストックからピッケルに持ち替えて

ピッケルを刺しながら身体を固定して歩く事に。



その後風は多少弱まりましたが、



足にも疲れが溜まり足がつりそうになったので

一気にペースが落ちてしまいました。




見上げるともう先頭グループの数名が

山頂直下を登っているのが見えました。

時間はやはり2時間半。

私はこのペースで行くと3時間を超えてしまうかも。

でも、登り出し時間が予定より30分早かったので、

私の中では12時40分になってしまったら登頂を断念して

下山しようと決めていましたから

それは回避出来そうで心に少し余裕はありました。

さっきの強風で気温はまた2度程に下がりましたが、

ここまで登りに登って来たので暑くて仕方ありません。

そうしてるうちに唐松山荘の上に出ました。








一気に眺望が広がって山頂ももうすぐ。




最後の登り返しが効きましたが何とか3時間程で登頂。




ひとしきりスマホで撮影してたらバッテリーが。。

今日は日帰りだしそこまで温存しなくてもと思っていたら、

身体は暑くてもスマホはギンギンに冷えてたせいですかね。







取り敢えず、充電しながら撮影終了。



予定より滞在時間がかかってしまいました。




リフトの時間までは余裕がありましたが、

思ったより足に来てたので得意な下りでも

時間かかるだろうと下山開始。



続々登って来る人とすれ違いながら




最後に最高の眺望を見せてくれた唐松岳に感謝して




13時半頃に八方池山荘に到着しました。








下界に下りてすぐにひと風呂浴びて帰りましたが、

3月の北アルプスに初めて来れて、

天気最高、眺望最高…

YAMAPの投稿やYouTube動画と

同じ景色が見られて大満足でした。


追記…

活動データを載せ忘れたので追記します。



















（群馬　桐生・江戸っ子寿司）