開山前日に富士山ナイトハイク
報告が遅くなりましたが
先週のネタ情報で触れた通り
6月30日〜7月1日(富士山開山日)と連休を頂いて
富士山に行って来ました。
人混みや行列が嫌いなので富士山には登ることは
一生ないだろうと思っていたんですが、
今回幼馴染みのK氏に誘われ、
その山友のIさんのおチカラで
小屋専属のガイドさん付きで開山前日から
一泊で登れるチャンスを貰えました。
本来休めない日程でしたが、すみませんm(__)m
メンバーはガイドさんを入れて総勢8名。
Iさん繋がりなので我々桐生組は
いつもの3人ですが他の方とは初対面でした。
コーヒーと富士山抹茶クッキー。
ガイドさんに言われて五合目に1時間半程滞在して高度順応。
寝てはいけない…
寝ると呼吸が浅くなり高山病になりやすくなると言うので
コーヒー飲んだりお参りしたりしてから予定の12時頃出発。
この馬さん達に乗る料金は片道
泉ヶ滝まで4,000円、6合目まで7,000円、7合目まで14,000円、
下山で、獅子ヶ岩から五合目まで12,000円。
お金持ちのC国の人にいっぱい乗ってもらってね。
ガイドさんの話を聞きながら登山口に向かうと立看板で道が封鎖中。
登っちゃいけないの?
ガイドさん、すかさず立看板の裏側に回って乗り越える。
まぁ、ガイドさん付きだし
個人でもこの先は自己責任ですからね。
そしたら、いきなり六合目手前で
待ち受けていたのはマスコミ各社。
前日から登るグループ登山者は他に見当たらず、
待ってましたと4社から同行取材を申し込まれて
翌7月1日には新聞・ネットニュースなど
確認出来ただけで7社でニュースデビューすることに(^^)
ネットニュースの動画も…
https://youtube.com/watch?v=xRgOQM-p7KA&feature=share
https://youtu.be/5sgSft5xd5Y
所々での取材が長引いたので2時間程かかって花小屋。
今年は予約してないと小屋には入れません。
ガイドのビリー君(自称)は富士山オタクでとにかく詳しい。
驚いた事に先週登った黒斑山の木階段が
整備されて上りやすくなっていた事に
当ブログでも感謝の言葉を書きましたが、
なんと彼が補修したものでした。
今、小諸市に在住して富士山閉山の間
補修作業をしていたそうです。
何と言う出会いなんでしょ。
花小屋からすぐにに七合目トモエ館に到着。
千社額のような木札。
ここではおやつのクリームパン(300円)と
チャイ(200円)を頂いて一休み。
ボチボチ雲の上に出られそう。
晴れて来ました〜
陽が出て気温が上がって来ました。
大きな溶岩弾の説明をするビリー君。
分厚い雲海が広がって、いよいよ富士山の本領発揮ですね。
ここはまだ作業中、明日の開山に間に合うのかな。
こんなに天気が良いのに、この後の予報が宜しくない。
ご来光が怪しくなって来ました。
八合目太子館。
ここが報道陣御用達のようです。
八合目と書いてありますが、本当は七合半だそうです。
ここで一旦報道陣と別れる為、本日最後の取材。
出発から5時間程かかって八合目白雲荘通過。
だいぶのんびりペースですが、
これがビリー君の高山病対策。
もうちょい!
はい、予定通り6時間かけて本八合目トモエ館に到着。
影富士出ました〜♪
でも何かイカみたいになってますが(笑)
ここは北側斜面の吉田口だから綺麗な夕焼けが見られるかな?
今日一番の空〜
ここから山頂へ。
右が山梨県でこの日泊まる本八合目トモエ館さん。
左は静岡県の江戸屋さんですが、
静岡県はお茶摘みがあるから
開山が7月10日なのでまだ閉まってました。
トモエ館内の登山安全の神様、銅佛釈迦如来。
やはりご来光時の天候が回復しないようなので
今夜の内に山頂アタックとなりました。
この日の夕飯はカレー。
これを食べたら19時半に山頂に出発。
しかし、この時塩分不足で両足がツッてしまった…イテテッ。
取り敢えず、カレーの他にアミノ酸ゼリー・
ツムラのシャクヤクカンゾウトウを飲んで30分で回復。
思った以上に汗をかいていたんですね。
一旦出発しましたが、
間もなくIさんが体調不良となり
Iさん一人小屋に引き返す事に。
7人で取り敢えず上を目指します。
20時過ぎていよいよ本格的にナイトハイク。
1時間半程で外輪山の淵に到達。
上を見たら星が出てる。
見えますかね〜オリオン座。
この後、ニコニコ動画の生配信中に
滑落死した現場を通るので一同気を引き締め直す。
眼下には御殿場市。
気温は2〜3度かな。
でも、ほぼ無風だから全然寒くない。
とか何とか言ってる間に22時頃、
日本最高峰・富士山剣ヶ峰山頂到着〜
ここが3776m。
一同、抱き合って喜びました。
ビリー君がホットミルクティーを振る舞ってくれて一同ホッコリ。
しかし、時間も時間なので足早にトモエ館に戻ります。
0時過ぎに本八合目トモエ館に到着。
さすがに疲れた。
この後、N氏の予報通り1時に雨が降り出しました。
翌朝はやはり土砂降り。
今日は2年ぶりの開山日。
トモエ館館長がわざわざ出て来て挨拶、
我々と記念撮影して見送ってくれました。
今日は下るだけ、のんびりと7時半出発。
山頂にもありましたが、まだ須走登山道にも雪が残ってます。
同行取材の記者さんが「ペットボトル落ちましたよ〜」って、
まだ取材してたんですね。
もう同行と言うより密着取材じゃないですか(笑)。
標高が下がって暑くなって来たので
避難所に入って交代で着替える事に。
昨日報道陣と出会った六合目下まで到着。
登りの時に約束した保全協力金を納めます。
個人的には入山制限して
その分の入山料を取ればいいと思ってます。
こんな木札をもらいました。
昨日はカラッカラだった泉が滝が勢いよく流れてる。
昨日閉鎖されていた分岐は綺麗に撤去されてました。
もうすぐ到着と言うところで大きな音。
2年ぶりの開山日で花火を打ち上げたんですね。
昨日スタートした五合目レストハウスに到着。
今頃になって天気が好転して来た。
よくある登山あるあるですね。
最後にみんなで記念撮影。
お疲れ様でした。
また会う日まで…解散〜
あっ、左に次に行く北岳、
その右には八ヶ岳かな。
さて、温泉行こ〜
今回は富士スカイライン下の溶岩温泉で
風呂上がりに溶岩焼きで腹を満たしました。
2日目の予定が余裕ある行程になったので
予定より早く16時に桐生に到着。
夕焼けもご来光も拝めませんでしたが
ガイド付き、山小屋貸切状態、
マスコミ同行、ナイトハイクと
これはこれで内容の濃い初の富士山となりました。
また行動記録は以下に貼りますが
宿泊記録が付かず就寝中も休憩時間に換算されるなど
合計時間は不正確なものとなってしまいました。
左側の時系列のみ参考にして下さい。
まず1日目…
本八合目富士山ホテル以下が2日目となります。
(群馬 桐生・江戸っ子寿司)