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カテゴリ:日々雑感
本日はまとめていろいろ。
〈読了本〉 殊能将之『キマイラの新しい城』(講談社ノベルズ 2004・8・5) 謎解きがしたくなって、勤務先の図書室で借りた。けどうっかり忘れていたよ、この殊能将之という作家のトリッキーな面を。本格推理と思わせてトンデモだったり、トンデモと思わせておいて実は筋がきちんと通っていたり。もちろん、作品は面白いのだけれど、いろいろと裏切られる作家なのだ。この作品も結構オカルトな設定で筋が通っている・・と予測して読んだのだが、やっぱりこれ、裏切られたのかなあ?変な読了感。 〈女流義太夫演奏会〉 何やかやでしばらく遠ざかっていた演芸場。越道先生の貴重な御出演の機会なので出かける。三味線小僧様と対面。ほぼ年に1度のコスプレ写真を手にしてむふふと笑う。どうも有難うございました。 越孝・寛也の「道春館」、越道・友路・幸治(琴)の「宿屋」、土佐恵・喜恵博の「大井川」という、それぞれ味わいの異なる三組の演奏を堪能。 〈音楽〉 CD WEEZER/WEEZER 多門は実は語学が苦手である。ところが最近、語学力を求められそうな気配が濃厚になってきた。どうしようかとドッキドキなのだが、とりあえず洋楽を聴いてみようと単純に考えて、勤務先の図書室(お世話になってます)でCDを借りる。わたくし、2004年に生活に音楽が復活した浦島太郎状態の人なので、とりあえず自分の好きな邦楽アーティスト(この分類も何かなじまないが)が影響を受けたとか、好きだとか言っているものを聴いてみようと。で、手始めの1枚はアメリカのバンドWEEZERのファーストアルバムとなった。「青バックの前に並ぶ困った顔した冴えない四人組」などと紹介されていたCDだが、聴いてみると大変気持ち良かったよ。「あ、これ知ってる」って思うのも数曲。あのバンドやこのバンドのああいう面に影響を与えたのかなと考えつつ、楽しんで聴く。 90年代から2000年代初めの音楽を、今さらながら知っていきたい。次ね、レディオヘッドに目を付けています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月02日 09時28分20秒
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