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カテゴリ:その他演劇
◆バウミュージカル『心中・恋の大和路』(東京芸術劇場中ホール)
私にとっては馴染みのある梅川忠兵衛の話。それを宝塚らしく華麗な舞台に。演じるのは歌劇団卒業生の方々。現代人にはわかりにくい「金包みの封印を切ったら大罪になる」ことなどが、非常に巧く描かれていた。 瀬戸内美八さんの忠兵衛はちょっとわがままで人の良い感じがよくでていた。南風まいさんの梅川も、可憐で無垢に感じた。芝居のテーマとしては男の友情や主従の絆が強調されていて、宝塚版にはそれが良くあっていた。 ラストは原作と全く異なるのだが、これで良かったのではないかと思う。白い雪の中で罪を深く悔いつつ消えていく二人が美しかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月19日 07時58分17秒
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