2006/07/03(月)12:31
片耳聾について その2
王子が片耳聾であると診断されて2日後、精密検査のため大学病院へ行った
折り悪く、姫が発熱したため、夫になんとか仕事を休んで姫の面倒をみてくれないか、と頼んだが、
「そんな急に休めるか!!」とどなられ、(どなることないのに)
急きょ、義母に頼み込んで来てもらうことにした。このときにいわれた嫌味の数々は、また別の機会に語ることとしよう。
結構朝早くに出たのだが、それでも総合受付にはたくさんの人が待っていた。20番の番号札をもらって新患受付の前で待った。8時半に受付のシャッターが上がった。
30分後に受付が済み、耳鼻科の外来へむかった。
問診票を書いたあと、先に検査をしましょうということで、頭部レントゲン撮影に向かった。ここで20分くらい待ちであった。
それから耳鼻科外来に戻り、2時間後、ようやく診察が回ってきた。
(子供の大学病院受診時には、おやつや飲み物やおもちゃが必須であることを痛感させられた。)
新患だったからか、教授と医学生による診察となった。(見世物みたいでいやだったなぁ・・・・教授も患者相手っていうより学生相手の診療をしてたしな~。研究者あがりの教授ってこんなもんなのかな。)
んで、結局は紹介医の見立てどおり、おたふく風邪による片耳難聴が最も疑われるということで、採血を行った。(紹介元の耳鼻科でも採血したんだけどなぁ・・・)
その採血担当医が新米(多分研修医)のへたくそで、我慢強い王子もついに泣き出し、3回失敗したあげく、とうとう小児科に回された。
30分くらい待って、小児科医に採血をしてもらった。(最初から小児科医にしてもらえばよかったのに・・・)
そして、この採血失敗事件で王子の注射恐怖症が発症したのであった。
その後、睡眠薬を服用させて、聴覚に関する脳波検査(ABR)をした。
ぐっすり寝込んで検査を受けている王子の顔をみていると、夫にどなられたことや、義母にいやみを言われたことや、採血で王子が大泣きしたことなどを思い出し、涙が出てきた。
検査後、「今から頭部CTを取ってもらいたいのですが、大学病院のCT検査は予約でいっぱいなので、○○病院まで行って取ってきてください。そのままお帰りになって、1週間後にまた受診してください。」といわれた。
この時点でもう3時近くになっていた。(おなかがぐ~はんば~ぐ~)
ぐっすり寝込んでいる王子を車椅子に乗せ、支払いを済ませ、玄関で車椅子を返したあとは抱っこして駐車場まで向かった。
(受付の人も、警備員の人も、誰も手伝ってくれんかった。)
○○病院に着くと、受付の人がすぐ車椅子を用意してくれて、外来の看護師さんが移乗させてくれた。(やはり民間の病院はサービスが違う。というか、人間性なのかも・・)
CTも5分と待たずに撮影でき、支払い後また車まで移乗させてくれた。
夕方、家に帰り着くころには王子の目も覚めていた。
王子の寝覚め第1声は
「おかあさん、おなかすいた」
であった・・・・。
・・・・・つづく
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