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2007/01/25(木)13:37

結婚生活について その4

夫について(24)

離婚を考えたものの、考えをまとめるにしろ、誰かに相談するにしろ、とにかく時間がなかった。この頃のことは、今でもよく思い出せなくて、考えがまとまらない。とにかく、自分と子供を「生かす」ことで精一杯だった。とかく、預け始めの頃は子供は熱を出すものだ。王子も多分にもれず、2週間に一度は熱を出した。夜泣き、看病、仕事・・・・そして家事。「完璧にやってやる」と意気込んでいた思いが、みるみる空気の抜けた風船のようにしぼんでいった。(夫の軍門に下って専業主婦をした方が、子供や自分も楽で、家庭安泰でよかったのではないか)(いや、きついのは今だけ。今仕事をやめると、一生後悔する。子供には、生き生き働いている自分を見て欲しい。)(なんのために私は働いているんだろう。王子や家庭生活を犠牲にしてまで続けたい仕事なのか)(私は今まで、この仕事を続けたくて頑張ってきたんだ。あきらめるわけにはいかない。)そういう思いが走馬灯のように渦巻いていた。・・・と思う。しかし、やつれはてて体重が激減(-10キロ位)した私をみて、実親と職場の同僚が心配してくれた。夫の帰ってこない日には、実母がやってきて、何くれとなく世話をしてくれたのが、とてもありがたかった。このとき、母が何を思ったのかはわからない。でも、なんとなくうすうす気づいていたかもしれない。でも、何も言わなかった。私も、何も言わなかった。実家は自営業で、このとき不景気のため倒産の危機にあったため、余計な心配をかけたくなかったから・・・。また、体調を心配してくれた同僚が上司に相談してくれた。話し合った結果、まだ保育園も週3日の一時保育だし、完全に入所できるまでは週3回勤務でいいよ、ということになった。これで、どれだけ心身ともに助かったことか。本当に、ありがたかった。まだ小さい王子と過ごす時間が増えたこともうれしかった。週3回くらいの労働というのは、疲れも溜まらず、家庭も大事にできるので、働く女性にとって本当によいことだと思う。保育園の保育士さんも、何かと相談に乗ってくれた。布オムツを使用する保育園だったが、「きついときには、紙にしてもいいですよ。」「仕事がないときでも、預けてリフレッシュしてください。」などと言ってくれたりした。そういえば、出産してから1年、美容室にも行っていなかった・・・。ありがたくて、涙が出た。もうしばらく、様子をみよう。それまでに、経済的にも精神的にも自立して、いつでも離婚できるように心構えをしておこう、と考えた。・・・・・・続く。励みになります。ポチっをよろしくぅ人気blogランキングへ    

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