フェスティバル/リー・リトナー
今や杏里の旦那様、リー・リトナーが1988年リリースしたアコースティックギターの響きとブラジル音楽を旨く取り入れた、最高にご機嫌なアルバム。フェスティバル/リー・リトナー1. Night Rhythms2. Latin Lovers3. Humana4. Rio Sol5. Waotong foy You6. Odile, Odila7. Linda(Voce E Linda)8. New York/Brazil9. Inner Lookなにから、ほめましょうか…まずは、参加ミュージシャン。オマー・ハキム(Dr)マーカス・ミラー(B)アンソニー・ジャクソン(B)ボブ・ジェームズ(Key)デイヴ・グルーシン(Key)アーニー・ワッツ(Sax)ジョアン・ボスコ(Vo)カエターノ・ヴェローゾ(Vo)この豪華絢爛なメンバーがブラジリアンテイストを随所に取り入れ遊ぶ遊ぶ!!1曲目の「ナイトリズム」からやられます。マーカスのセンスが光るチョッパーとオマーのビートが織り成すどっしっりとしたグルーブ感がなんともアダルトな心地良さ。ジョアンが参加している2曲目「ラテンラヴァーズ」は、聴いた瞬間にブラジリアンになってしまいそうな、哀愁が漂いながらもノリッノリの1曲。もう最高です。4曲目「リオソウル」あたりは国内のカシオペア・スクエアフリーク懐かしのシャカタク・レベル42好きには堪らない楽曲ではないでしょうか。全体的にはオマーハキムのタイトなドラミングが冴え、リーのよく唄う、表情豊かなアコースティックギターを見事にサポート。サウンド的にとてもバランスがとれ、本当に聴きやすく、親しみやすいアルバムとして仕上がっています。残念なことに国内では廃盤なので、輸入盤のみになります。それだけ貴重な一枚!