あまりに突然で
まだ受け入れられない
昨日の早朝、我が家のおばあちゃんわんこ
『ラブ』が天国へ旅立ってしまった・・・
14歳と半年。
世間一般では長寿と言われる年齢なのかも知れないけれど
私たち家族には
いつまでも可愛い可愛い
小さくて愛おしい存在。
ずっとずっとそばにいて当たり前だった存在が
こんなに早く消えてなくなってしまうなんて
受け入れられないょ
ここ数年
少し耳が遠くなり
ぼんやりすることが多くなっていたラブ。
足腰も弱くなり全体的にか細くなって
「段々年をとってきたんだなぁ」と感じてはいたけれど・・・
1ヶ月ほど前から
時々変な咳をするようになり
お医者さんで診てもらうと
年齢相応の症状で心臓や肺に関係しているとかで
お薬を飲むように。
初めは効いていたけれど
暫くすると効かなくなってきたので
別の少しキツい薬を処方された・・・
そして服用2日目、
なぜかそれまでのちょっとした咳ではなく
苦しくてたまらない様子で
夜も辛過ぎて眠れずずっと座っていた
あまりにおかしいので病院へ
「このままでは心配だろうから一晩預かりましょうか?
その間に家に帰ってからも酸素の量を保てるように
酸素の機械をすぐにレンタルして用意しておいてください」
病院で診てもらえれば安心・・・と
翌日の退院に向けて準備のため帰宅。
でも、もう声もあげられないくらいになっていたはずのラブが
診察を終えて一度待合室に戻った時と、
また呼ばれて診察室に入ったときに
物凄い勢いで吠えたことが
不思議でたまらなかった。
今まで病院に行っても
どんなにしんどくて辛かった時でも
一度もそんな吠え方をしたことがなかったのに
どうしてあの時だけ吠えたんだろう・・・
それが翌朝になってどうしてだったのかわかった。
朝方5時ごろに電話で
「体がぴくぴくしている状態です。すぐに来てください。」との知らせ。
私はまだ寝ている子供達を置いて行けず
母親が飛んで駆け付けた。
電話が鳴ってからまだ15分も経っていなかったかな・・・
もうすでにラブの心臓は止まってた・・・
目にはどれだけ苦しんだんだろうと言うくらい
膿の様な目やにがいっぱいで
触るとまだいつものラブのまま柔らかくてあったかかったって・・・
でもすぐにどんどん冷たくなって
本当に死んでしまったんだって気付かされたんだって・・・
母親は2年前におばあちゃんが亡くなった時と同じで
死に際に側にいてあげられなかったと
自分を責めた・・・
一人でどんなに苦しくて、心細くて
家族の姿をどれだけ探しただろうと思うと・・・
私も息が出来ない・・・涙が止まらない・・・
子供達がいなければ
今すぐにでもラブの所へ逝きたい・・・
それくらい愛おしい大切な存在
あんなに優しくていい子を一人で行かせるなんて
耐えられない
そしてふと
そのあまりの突然さに
2日前に自分が死にかけたのは偶然じゃなく
この前触れだったのか・・・
それとも私の身代わりになってしまったんじゃないか
と自分を責めた・・・
病院できれいにしてもらうと
みんなでラブを迎えに行き
昨晩ゆっくり、家族みんなでいつもと同じように過ごした
ラブが心配しないように
いつものみんなの賑やかな話し声と
安心する家のにおい
家に帰って来たってわかってくれたかな
みんなが愛してるって気持ち
ちゃんと届いたかな
もう長い時間が経つのに
いつもと全く変わらず
穏やかに横たわる姿を見て
尚更死んでしまったなんて思えなかった
ラブがうちに来た頃におじいちゃんわんこで
先に眠っているお墓がある近所のお寺で
今日最後のお別れをした
今まで辛く苦しいお母さんの人生を側でずっと支えてくれてありがとう。
私や生まれてきた娘や息子のことも
毎日いっぱいいっぱい愛してくれてありがとう。
大好きだよ
今すぐには行けないけど
いつか私も行くから、寂しくないからね。
その日まで少しだけお別れ・・・
先に行ったおばあちゃんに可愛がってもらってね。
霊安室にラブを置いて
背を向けて去って行かなくちゃいけないことが
こんなに苦しいなんて
まさかこんな日が来るなんて
彼女のいない部屋は
まだいてるかのように感じる
いつも必ず誰かの側に行っては
寄り添うように眠るラブ
そのあたたかくって柔らかい感触
穏やかで優しい眼差しは
私の中で生きてる
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いつもありがと。