空自機派遣で中国賛否
昨日、正式に発表された“緊急支援物資輸送のための航空自衛隊機の派遣見送り”について、中国のネット上では「軍用機はダメだ」「恨みはひとまずおけ」と賛否両論が交わされているらしい。へぇ~、ちょっと驚きですね。今まで、この手の反日系の反対意見が出されると、感情的で民族主義的な極論に走るイメージがあったのですが、今回に関しては中国の民間レベルでも客観的に議論がなされているという事でしょうか?そうであれば、ちょっとうれしい感じがします。当然、反日派もあって当然ですが、今までは反日って思想になると極端に走って、会話できるレベルでなかったんで・・・でもよく考えると、ネット上で「被災地は困っているが、日本のテントは不要」とかコメントしている人々って、インターネットに接続できる環境、つまり被災者ではない人々が殆どなんでしょうね!被災者の方の真の声はどうなんでしょうか?それと、中国の方々には自衛隊と軍の違いをもう少し理解して貰えれば・・・中国の人々にとって、日本の国会で討議される自衛隊についての憲法解釈なんか、結構興味のある部分だと思うのですが、あんまりニュースとしては伝えられていないのでしょうか?それとも、本来のニュアンスのままでは伝わっていないのかも?そういえば、シャロンストーンが中国の四川大地震について、チベット弾圧の「報い」ではないかと発言した問題で、これに反発した約30の中国メディアが30日、今後のニュースでストーンさんを永久に無視するとの声明を発表したという記事もありました。ちょっとこちらはいただけないですね。。。報道は変な感情で情報にフィルタ掛けるんではなく、正しい情報を客観的に分かり易く伝えつだけで、判断するのは民衆って考え方が浸透すると、もう少し日本も中国もお互いが理解しやすい環境が出来るかも知れません。などと、中国への自衛隊機派遣問題とは違う部分で、いろいろと考えてしまうニュースでした。