Jours d'une Pivoine

2007/02/08(木)10:08

藤田一咲さん

読書(28)

花と写真の時間 先日、父の知り合いで、私も子どもの頃からよくかわいがってもらっているおじさんに本を貸していただきました。 藤田一咲さん、という写真家でありエッセイストでもある、ような方の文庫本で、文庫なのにたくさんきれいな写真が載っていて、短い文章がついている、そんな本でした。 最近ちょっと写真を撮ってみてる、っていう話から、そのおじさん(カメラ好き)が「こんな本知ってる?」と、結局貸していただくことに。 他にもいろんなシリーズがあって、古いカメラで撮ることについてのエッセイや、猫ばかり撮った写真を集めた本など、文庫でいろいろ出ているようです。 何冊か借りているのですが、この花の写真が載っているのが今のところお気に入り。 写真の難しいことはわかりませんが、ただきれいなものはきれい、それでいいんだなあと思えるような本です。 「写真」って日本語はこんな漢字を当てはめているから、「真実を写すもの」って思ってしまいますが、そもそもフォトグラフ=フォト+グラフ、で「光で描く」という意味だそう。 なんか、それを読んで「そうか。きちんと写らない、って考え込んでたけど、見たままに写らなくていいんだ・・」って思えました。 自分とちょっと視点や興味が違う人と交わるのは、こういう知らないことを教えてもらえるので、とてもありがたいです。

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