生き方上手田舎に帰る途中新幹線の中で聖路加国際病院院長の日野原重明先生の「生き方上手」を読んだ。<この本を読む目的> ・生きる知恵を知る。 <気づき> ・人生の幸福は、困難に出会うことが少ないとか、まったくないとかいうことにあるのではなく、むしろあらゆる困難と戦って 輝かしい勝利をおさめることにある。(ヒルティー) ・私たちは、願望の中に生きるのではなく、希望の中に生きたいもの。なぜなら、幸福はそこにあるのだから。 ・身の程を知ることが幸福の近道。 ・希望は今あるもの、そこにあることに感謝し、「その半分でも満足です」と言える控えめさをている。それでいて、どんなに小さな希望も十分に幸せを与えてくれる。 ・「健全なる精神は健全なる身体に宿るという言葉は「健康な身体に健全な精神を宿らせたまえ」という祈りの言葉だった。 ・粗食こそが健康の基本 ・一瞬が連なって1日となり、1年となり一生となる。 ・今日1日を精一杯激しく生きる。 ・よい出会いがある。それはあなたの才能。 ・最も有効な感性の教育があるとしたら、それは、自らが苦しみ、涙する思いを味わうこと。 .一人でもいい孤独を感じない、貧しくてもわびしくない、死に瀕していても心安らかでいられるとしたら、それは人と心を寄せ合えるという確信を心のどこかに持っていられるから。あるいは、この世のあらゆる息づかいに心を動かされる喜びの瞬間を知っているから。 ・いつもにこにこと微笑んでいられるような毎日を送っていれば、顔に微笑みのしわが生まれる。 ・寿命から逆算して減っていく人生の残り時間を惜しみ怯えるのではなく、また新たな1日をもらったと感謝の思いで臨みたい。そうすれば、生き生きと潔く今日という日を生きられる。死に備えるとは、常にまず死を想い、死からさかのぼって今日1日これでいいかと問いながら生きること。 ・何でも他人の倍やれ。思いついたら明日でなく、今すぐやれ。 (日野原先生のお父さんがいつも語っていた言葉) ・「小さな円を描いて満足するより、大きな円のその一部分である弧になれ」(ブラウニング) ・悲しみも苦しみもそのさなかはつらい。けれど後になって、人生におけるその意味がわかる。 ・習慣に早くから配慮した者は、おそらく人生の実りも大きい。 <アファーメーション> ・私は今あるもの、そこにあるものに感謝します。 ・私は今日1日を精一杯激しく生きます。 この「生き方上手」は、父の入院の見舞いに持って行った本である。まだよく読んでないうちにプレゼントしてしまったので、もう一冊買って、再読した。父はよい本だと感じてくれたようで、病院内で他の患者さんに貸してあげたそうだ。 おかげさまで父は年末に松葉杖で退院することができた。心配してくださったみなさん、ありがとうございました。 母は父の足が少し遅くなっただけで前と変わらず生活できるようになったと喜んでいた。 お正月は父のおもしろおかしく語った自慢話を母と二人でおおいに笑って過ごした。 父と母が揃ってお正月を迎えられたことに感謝したい。 ジャンル別一覧
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