彼にお願い(*´ω｀*)

入院中、母乳指導を何度も受けてみるけど、ナカナカ上手く飲ませてあげられなくて、 最終日には由羽の口がもう少し大きくなって、えっぐの乳輪全体を覆うまでの間は、 吸わせるのではなく、母乳工場へ刺激を与えるって事で左右２分程度を口に含ませる 程度で、搾乳しましょうって事になって、搾乳しても１０ｍｌも出ないんだけど、 ミルクと混ぜて与える 昨日から、乳首がチクチクと痛くなってきていて、乳腺炎になっちゃうかも～って、恐怖に 思いつつ、ついに今日には乳房全体まで痛くなってきた そして以前、乳腺炎になった友達の乳のようにカンカンになっては、「痛い痛い」と連呼・・・ でも、幸いな事に熱は出る事なく、カンカン痛々で済んでくれた その夜、見兼ねたえっぐママが彼に、 「ちょっとでも吸って出してあげるといいんだけどね・・・ 　吸うって言っても飲まずに吐き出せばいいから」 聞いていなかったのか、キョトンとしている彼に 「聞いた？吸って出すとラクになるんだよ・・・」 「えっ、オレが！？」 「だって、ママに頼むわけにはいかないっしょ」 「うん、まぁ・・・」 「えっぐを助けると思ってさ」 めっちゃ戸惑っている彼に、再度ママが、 「隣の部屋で～」と言って、用意をしてくれる そして、２人きりになった部屋で向かい合い、いつもと違う異様な雰囲気を味わう カンカンになった胸を触らせ、 「うわっ、固っ」 「凄いでしょ、コレが痛いんだ・・・」 「そうなんだ・・・」 「じゃ、お願いします」 「はっ、はい」 そう言って、コツを教えては、いざ 彼にとっては人生初めての母乳 いや、赤ちゃんの時飲んでるから、大人になってから初めての母乳を体験 第一声が 「甘っ」 「でしょ～甘いんだよ～」とちょっと感動的になっては笑い合う 続けて吸ってもらうけど、遠慮がちなのか、ヘタなのか、思ったように吸えない・・・ 反対側もやってもらう時、何だか様子が変 痛いって言うか、舐められてる ふと視線を落とし、彼を見ると、ペロペロって、舐めてるの～ 「おい、コラ違うやろ～」って、お約束のようにやってた 冗談はさておき、同じように吸ってもらおうとするんだけど、思っていた以上に難しいらしく、 全然ダメ・・・ 吸う側も慣れてないせいもあって、辛いらしく、それも可哀相になって、チロッとだけで 終わってしまった 結果的には、解消されなかったけど、ここまでやってくれた彼 えっぐに対する思いやり、愛情を凄く感じて、実りのある夜になった ママが勤めている病院でこの話をしたら、看護婦さんが 「やってくれる旦那様、これはホント大事な事」って、シミジミ言ってたらしい ホント、えっぐも思うもん 自ら率先してまではないけど、言えばちゃんと、協力的にやってくれる彼 心から感謝してるよ ありがとう