カテゴリ:子供と遊ぶ
この写真はおとーちゃんと娘のあいねです。 東大津高校アイススケート部 4月15日、この冬の一般滑走営業最後の日でした。春休みどこにも出かけられなかったので、みんなで滑りに行きました。最終日にはもっと人出が多いかと思いきや、意外にすいていて、ゆったりとのんびりと滑ることができました。ちなみに外はぽかぽか、桜も満開。スケートどころの日曜日ではなかったのでしょう。 午後1時、リンク整備の後、アトラクションとして東大津高校のアイススケート部の3年生によるシンクロナイズドスケーティングの演技が披露されました。みんな笑顔で、楽しそうに滑っておられ、涼しいリンクが暖かい拍手で包まれました。高校がアリーナに近いので、アイススケート部と言うこの辺では珍しい部活動をされているみたいです。思いもよらずとても良い物を見させていただきました。 自由自在に走り回る(滑り回る)うちの子どもらはもう放って置いて、今日はもっぱら自分の滑りを楽しむことにしました。ちょっと念入りに貸し靴を選び、楽でなおかつゆるくない履き心地になるまで、靴紐を何度も結び直して靴を履きました。いつもなら、どこかきついなあとか、痛いなあとか、思いながら滑っていたのに比べると、とてもうまく履けたように思います。 そうして、氷の上に立って、エッジに乗ってみますと、これがまたとても気持ち良い。内側に倒すと自然にそちらの方へ曲がれますし、右左の切替もとても楽にできます。しかし、たまに足元をすくわれてすってんころりんと転ぶ痛さは、いつもどおりです。 今日は、右足アウトエッジでの右回り、左足アウトエッジでの左回り、バックスケーティングに挑戦しました。身体を内側へ倒してインエッジに乗る右足での左回り、左足での右回りは簡単です。でも、アウトエッジに乗っての外側へ回る動きは、いつもしている動きとは微妙に違っていて、難しいのです。怖さから身体が後ろに引けてしまい、上手に弧を描くことができません。 この時、役に立ったのが、成蹊スポーツ大学准教授、高橋佳三氏のブログにあった、3点支持と言う立ち方です。体重を足の親指付け根、小指付け根、踵の3点にて支えると言うものです。自分の意識をその3点に集中して滑ってみると、その調整がとてもうまくいきました。その感触を意識しながらしばらく練習したら、アウトエッジに乗る感覚を身につけることができたのです。 さあ、一番の難関がバックスケーティングです。 リンクで滑っている人の中、上手に滑っている人を探し、どんな風に後ろ向きに滑っているのかを観察しました。でも、速すぎてよくわかりません。とりあえず、後ろ向きに、前に行く時と同じように足を蹴ってみました。なかなか上手く身体が動きません。でも、ぎこちなく後ろ向きに歩いて身体を慣らすようにしていました。交互に足を上げて下ろして、押してみますが、どの辺りに乗ってどこをどう押したら後ろに進むのかがわからないので、ほとんど滑ることなしに、ただばたばたとしているだけでした。 ちょっと慣れてきて、わずかですが滑っている感覚が実感できた頃、近くで同じように滑っている小学5年生くらいの少女がいました。アリーナの端にある初心者用エリアで往復していましたが、自然に競争しながら滑るようになっていました。女の子のほうがずっと上手で、何度やっても差を付けられて負けてしまいます。「上手やなあ。速いなあ」と声をかけると女の子が「足をハの字にして、こういう風に小さく足踏みから始めると、だんだん上手に滑れるようになるよ」と教えてくれました。 その子とはそれでお別れでしたが、言われたとおりにやってみますと「おお、なるほど!」だんだんと感覚がわかるようになってきました。そして、その後ずっとその練習に励みました。終わる頃、なめらかに滑るにはほど遠いですが、右左と交互に押していって後ろ向きに滑れる?ようになりました。 これで来年の目標がまたできました。この後ろ滑りを上手になれるよう、次の時には頑張ろうと思いました。たまたま一緒になった女の子の一言に大感謝!!!です。おかげで、両太股がぱんぱんに張っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 17, 2012 08:19:56 AM
コメント(0) | コメントを書く
[子供と遊ぶ] カテゴリの最新記事
|
|