京都買います・・・
え~本日は、かなり語らせていただきとう存じますなんだよ~エギぃいつも語ってんじゃんいつもとは、違う切り口でございます・・・っていうかぁやっぱおんなじぃ~昨今、巷の話題になっているという仏像の盗難事件・・・罰当たりな・・・昔なら考えられない事件でしたが最近では、仏像専門のシンジケートもあるとかその盗難事件のニュースを見て思い出したのが「怪奇大作戦」です今から41年も前に「怪奇大作戦」なる特撮ドラマがありまして・・・その第25話が仏像盗難を扱ったエピソードでした京都買いますっ監督は、あの実相寺昭雄氏・脚本に佐々木守氏(あのって言われてもね・・・)仏像の盗難といってもお金儲けのためではなく古都京都を愛するがゆえの犯行でありました※監督は、ウルトラマンやセブンも監督してますよ・・・美弥子は、ディスコで踊っている若者たちに「ねぇ京都を売ってくれない?」「いいんじゃないっ~おれのじゃねぇし」こうして京都府民から、「京の町を売ります」という契約書を集めてまわるのだった・・・「買ってしまいたいんです。仏像の美しさのわからない人たちから、京の都を・・・」「御覧なさい、この風景を。誰がこの都会を、一千年前美しい文化の栄えた場所だと信じられましょう」いわんやおやですね・・・ああっジーンときます・・・このセリフこうして藤森教授と美弥子は次々と仏像を盗難していくわけですそれは、藤森教授が作ったカドニウム光線発振機による物質転送で仏像を移動させるわけです教授は、逮捕されますけど・・・まぁここいらへんが特撮なわけですね実相寺監督作品は、考えさせられるシブい作品が多いんですよ(脚本は佐々木氏ね)今も昔も大事にしているとは思いますが・・・灯台下暗しで外国の方のほうが、京都・奈良に造詣が深いよなんてこともありますよね忘れてはいないんだけど・・・現代人が忘れかけてるんじゃないのってことに警鐘をならした作品じゃないかとエギは勝手に思っていますよラストは、人それぞれの感じ方がある深イイ~深イイ~♪感じぃ・・・この「京都買います」は、怪奇と言ってもエログロではなく不可思議な話考えさせられるものであります・・・皆さんも機会があったら是非ご覧ください※たまにBSやCSで再放送することがありますってもさ仏様の盗難なんて罰当たりなことは、止めようね~