You are My Sunshine

◆先月　入院１５日目◆

　この日、パパに出生届をだしてきてもらいました。
コウタが社会的にきちんと認められた記念すべき日です。

　今日のビデオのコウタから、初めて泣き声を聞くことができました！
いつもより少し早い時間にパパが訪ねてくれたため時間的に、
おなかがすいていたみたいです。
ということは、いつも寝ている映像しかなかったのは、
はおなかがいっぱい満足だったからのよう。

　この日、目もよくあけていて、手足も良く動かして
しきりに、パパやビデオの方を気にして見ていました。
くりくりのお目々でかわいい！！
と、あぁ、これが親ばかなんだ。って思った日でした。

　そして、昨日から始まった恐ろしいもの…
それは、貧血の為の鉄分注射！！
妊娠中でさえ、大丈夫だったのに、出産で大量出血した為
（やっぱ、血圧が高いと、手術で切ると
血がぴゅーっと勢いよく出るのかな？？？）
直径１．５ｃｍくらいはありそうな太い注射器に
どす黒い鉄分が４ｃｍほど詰まったものを刺され
少しずつ少しずつ体内に入れられていくのです
おかげで、私の腕は薬物中毒の人にように、
（って、本物を見たわけじゃないですが）
真っ青。痛々しい腕になってしまいました。

◆今月　生後１ヶ月と６日目◆

明日は、一ヶ月検診です。

「こうちゃん、明日は１ヶ月検診だよ。
こうちゃんが生まれたとき、お世話になった病院に行くよ。
そこで、体重とか身長とか測ってもらうよ。
それから、注射も太ももにうつよ。
注射は、こうちゃんが病気にならないようにって打つからね。
ちょっと痛いけど、痛かったら泣いていいよ。」

なんてミルクをあげるたびに話していたためか、
夜、６時以降のぐずりようがおそろしいほどでした…
ミルクあげても、ちょっとしたら泣いて
抱っこしても泣いて、家の中散歩しても泣いて

私たちが夜寝るころになっても思い出したように
泣くので、ほとほと困ってしまいました。
しまいには、熱でも出したのかなぁって心配に。
そこで熱を測ろうと、体温計をあてると
これまた、うぎゃああああぁぁぁぁぁっ！！！！
と大泣きされ…　結果３７．８℃。
これは、泣いて興奮した熱なのだろうか…？？
（コウタの平熱は３６．８～３７．０前後）

病院で３７．４℃くらいまでは赤ちゃんの平熱としては
普通ですと言われていたため、この微妙な熱は
どうしたものかと困ってしまい、
とりあえずアイスノンをタオルで巻いて、枕にし、
ふとんで寝かせながら

「明日、どれだけ大きくなっているか楽しみだね
身長も伸びているかなぁ～～～」
と前向きな言葉がけをしました。

あ、あとそれから私の来ていた服がもしかしたら
こわかったかも…
（パグの写真風イラストのついたトレーナーで
やけに目のところが目立っていたので、もしかしたら
この目がこわかったかも…と思い）
と思い、それも脱いで普通の無地の服に着替えました。

と思いつくかぎりのことをやってみました。

結果、１２時以降やっと普通のコウタに戻ってくれました。
ホッ。
もちろん、アイスノンもすごく熱があるわけじゃないので
はずして寝ました