2005/07/06(水)16:42
興福寺国宝展を見る
昨日は曇り空のもと大阪市立美術館へ行ってきました*
地下鉄駅から美術館へ向かうと、通天閣が見えました!
美術館は大正っぽい雰囲気があり(実際は昭和11年に開館)
入り口は今回の国宝展に合わせて和風にしつらえてあり、カッコ良いです*
見に来られているのはほとんどが年配の方で、展示室内では手を合わせている方や、小声でお経を唱えている方もいらっしゃいました。
左:世親菩薩立像 右:無著菩薩立像 運慶作
目が本当にきれいで、逆にこちらが見られてる、そんな気持ちになりました。
周りの方も、特にこの二つの像の前では長く立ち止まっていたように思います。
木製の仏像にはめ込まれている目は「玉眼」といわれ、ほとんどが水晶なのだそうです。
日本の仏様の目は美しいです。
* * * * *
美術館では常設展もあり、中でも印籠がきれいでした*
印籠というと水戸黄門の黒地に金色で家紋がドーンと描かれているイメージですが、ぜんぜん違いました(笑)
他には「香合」という香料や香木を入れる小さな器があり、桃の形や、子犬、碁盤の形などがあってかわいらしかったです。
(今コレクション一覧の紙を見ていたら「ぶりぶり型香合」という名前が載っていて、とても気になりました。「ぶりぶり型」?..どんなだったかなー?)
あとは帰りの駅へ向かう途中、地下街にクラゲがいてきれいでした**