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~ Only Human ~ 私の腎移植物語

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原発・放射線

2012.03.11
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テーマ:ニュース(83276)
カテゴリ:原発・放射線

震災から今日で一年が経とうとしています。

日本中は「絆」という文字に寄りかかって、一年経った今も何も変わっていません。

テレビでは、汚染防護スーツを着て現場から生中継をくり返しています。

こんなスーツを着ないと立っていられない土地を、報道は本当の意味で復興したいと思っているのか、ただ視聴率を取れるテレビ番組を作りたいのか。

それは、私にはわかりません。

 

私は福島が嫌いで言っているのではありません。

福島には親戚も友達もいるし、この楽天ブログで仲良くなった友達も福島の出身です。

会津若松は私は大好きな場所で、何度も訪れたことがあります。

でも、だからこそ、福島がめざすべき復興の道は他にあると私は信じています。

今回は辛いことも書きますが、読んでいただけたら幸いに思います。

 

では、福島第一原発事故とはなんだったのでしょうか。

3.11の地震によって津波が発生し、電源が消失、原子炉を冷却することができなくなった。

そのため炉心温度が上がりメルトダウンを起こし、建て屋内に水素が発生。

水素爆発を起こし、あるいはベントによって大量に放射性物質がまき散らされた。

でも、それだけではこんなにも放射能汚染は広がらないと、どうして私たちは考えようとしなかったのか。

 

福島第一原発の建て屋内には、格納容器内にある核燃料とは比べ物にならないほど大量の使用済み核燃料が保管されている場所があって、それが水素爆発によってむき出しになりました。

その使用済み核燃料の上から冷却のための放水をしなければいけなかった。

格納容器もメルトダウンや圧力上昇によって損傷して、そうして水や空気によって空や海や大地に今でも放出され続けているのです。

そのような土地を、絆とか復興とかそういう言葉で美化して、いろいろやろうとしている。

それはどうしてなのでしょうか。

 

政治家にとっては、それが支持率に結びつくから。

国民にとっては、震災復興に自分も荷担している気持ちになれるから。

そして、復興によって、お金が動くから。

 

じゃあ、そんな怖いことが起こったのに、どうして誰も報道しないの?

だからそれなんです。

つい最近、首都圏に震度7の直下型地震が来るってニュースがありましたよね。

でも、あれは、「地震に関する専門家の間の学術集会みたいなところで出た内輪話だから、そんな信憑性はないんだ」と、昨日、池上彰がテレビ番組で言っていました。

学術集会で出た話だから、ただの内輪話で信憑性はないと本気で思っているなら、そうとうこの人は学者をバカにしているのでしょう。

政治や報道などの分野に対して、私はもっと学者やその道の専門家が意見を言ってもいいのにと常々思っていましたが、池上彰にそんな考えは一切なく、いつもの態度はこのへんから来るのだなと思いました。

そして、この国はどこまでもパニックが怖いんだと思いました。

私からするとせっかく災害に対する心得が国民に行き渡っていきそうだと思ったのに、とても残念です。

あくまでもこの国とこの国の報道は、国民は自分たちでは何もするな、考えるなというスタンスなんです。

だから日本人はみんな、自分でモノが考えられなくなったと思うのです。

そして、福島第一原発の事故が、チェルノブイリに匹敵する事故だという認識がないのでしょう。

だから、福島を復興しようと言っているのだと思います。

 

じゃあ、もし実際に復興したとしましょう。

セシウムの検査をやっているから安心だと誰が言えますか。

私は利権がまかり通った日本には安心なんかないと思います。

検査の値なんか私は絶対に信じない。

そうやっているうちに、時は経って、原発のことを知っている人はだんだんと死んでいく。

3.11のことを詳しく知らない世代になって、その時になってやっと放射能問題に直面するようになると思います。

その時、自分は生きてはいないからそんなの知ったこっちゃないのでしょうか。

今福島を復興しようと言っている人たちは、そんな風に思っているとしか私には思えない。

 

最初、原発を稼働した時は、原発の火は単に低コストだったから使い始めたのでしょう。

でも、使用済み核燃料が出てきて、冷却しながら永久に保存しなければいけないことを知って、それでもいつか誰かがやるだろう、俺がわざわざ矢面に立たされることはないと、誰もがそう思って音もなく時は過ぎた。

ただ、今さえよければという感覚でもって、日本はずっとやってきたのだと思う。

だから復興にしても、今生きている人が、今さえよければと思ってやっている。

がれき処理も、よく考えれば、お金を使ってわざわざがれきをあちこち運ばなくても、(放射能汚染がないのならなおさら)そのがれきを使って津波よけの高台を作りあげ、そこに家を建てればいいと私は思う。

がれきに大切な復興費を使うことはないし、がれき処理という名目でまたさらに利権を増やす必要はないと思う。

そして福島には核燃料の処分場を置く。

そして、東電と一緒になって、この処分場のことをきちんと考えていくこと。

電気に頼った私たちが、自然に対してツケを払うために。

(ちなみに私は東電とは一切関係ないです。でも、東電は悪いけど、私たちは悪くないと思うのって、なんかちょっと違うと思う。)

きれい事を言っていたって、実際問題じゃあどうするかって言われたらきっと何も言えないと思う。

政治家だって、国民にウケがいいことを言っていれば、支持率下がらないもんね。

そして心の中では、

「どうせ放射能汚染の影響が出てくるのは俺らの世代じゃないんだから、それなら絆とかうまい言葉で主導権を国民に渡しちゃえ。

がれき処理も、地方自治体にお金をばらまいておけば、きっとなんとかなるだろう。」

 

ほんとうに3.11から復興させたいのなら、今だけよくてもダメなんです。

私たちの子供の、そのまた孫の、ず~っと先の未来まで。

日本が安全に暮らしていける国であるために。

二度と原発を作らせないために。

福島には、反原発のモニュメントになってもらう。

 

活断層の上にある日本列島に暮らす私たちは、これから報道に頼らず、自分の生活を、人生を、自分で選択できるような国民になること。

福島をもう二度と、繰り返してはならない。

そのための大切な役割が、この福島にはあるのだということ。

再生だけではない、もうひとつの道もまた、復興のひとつだと私は思う。







最終更新日  2012.03.11 17:03:39
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2011.10.23
テーマ:ニュース(83276)
カテゴリ:原発・放射線

今日は、今ニュースで話題になっている千葉県柏市の土壌からセシウムが検出されたことについて書きたいと思います。

柏市は福島原発事故の直後からホットスポットだとネットなどで騒がれていまして、市民によって積極的に放射線計測がなされてきました。

市の北部にある東大柏キャンパスの環境放射線計測のおかげもありましたが、そうした計測について書いた有志のブログに対して批判も少なからずあったようだし、私は自分のブログがそんな目に遭うのがいやで、今まで何も書くことができませんでした。

 

実は、私は柏市の住民です。生まれも育ちも柏です。

ダンナと結婚して都内に引っ越したけど、やっぱり慣れ親しんだ柏が大好きでたった一年で戻って来てしまいました。

柏は交通が便利で、でも自然もたくさんあって、食べ物もおいしい、柏はとても住みやすいところです。

いつかダンナの故郷の北海道に帰らなきゃいけないけれど、それまではずっと柏に住み続けたい、そう思っていました。

 

ホットスポットだと言われ始めた当時、柏市はもともと放射性物質を含む岩石が多く出土するという影響で、それで周囲よりも放射線量が高いのだと言われていました。

たしかに福島原発事故の影響で柏だけがホットスポットになるというのも何か解せないし、世田谷のラジウムみたいに柏市にも何かあるのでは・・・

そう思っていた矢先に、セシウムが検出されたというニュースでした。

柏がホットスポットだと騒がれてから、私も実際に計測してみました。ちょっとだけ載せてみます。 

 RAE.jitaku812.jpg

 自宅内 (自宅中央) 0.10μSv/h

 自宅前舗装道路 0.21μSv/h

 私が計った場所で一番線量が高かった場所(公園です) 0.39μSv/h

※ちなみに伊豆高原のホテル内で0.05μSv/h、千畳敷カールが0.11μSv/hでした。

私が使っている線量計は DoseRAE2 PRM1200 というX線とγ線のみを感知するタイプのもので、原発作業員やX線技師なども使っている線量計です。余計な線種を感知しないので、低価格の線量計の中では正確なデータを出してくれるものだと思います。

こうして見ると、柏市が全国的にとんでもなく高線量だというわけでもないし、あの柏市根戸の線量とは比べ物にならないくらい低い数値です。

もちろん根戸のは放射線を出している場所で直接計っているからだと思いますが、こんな局地的な状態にするには放射性プルーム(放射性雲)が固まりみたいになって落ちてこなければいけないですよね。

しかも、もし柏市がホットスポットになった原因が福島原発事故の影響によるものだとしたら、ホットスポットだと言われていないから誰も計測しないのでわからない、または意図的に隠されているだけで、柏以外にもホットスポットは必ずあるはずです。

ただ柏が問題なのは、地形的にゲリラ雷雨がとても多く、原発事故後の雨の影響も他よりあったと思うんです。

そしてもうひとつ、柏市は比較的新しい町であり、開発が進んでいない荒れ地だった柏市の土壌には世田谷のニュースのように何が眠っていてもおかしくはないということ。(こちらの場合はたぶん原発事故とは直接関係ないとは思いますが・・・)

柏市住民が安心して暮らせるように、真相の究明と徹底した除染を一日も早くしてもらいたいと思います。

 

最後に柏市の空間線量を載せておきます。

このデータは私がこの半年で計ったものとほとんど一緒なので信頼できると思います。

こちらをクリックすることで見ることができます。

 柏市HPより 東葛6市の空間放射線量

 

次回は、柏市に住む私が311以来ずっと続けてきた放射線から身を守る方法です。

私は腎移植や腕の人工血管置換術を受けたことでCTや心臓カテーテルなどたくさんの放射線を浴びる検査をしました。もうこれ以上浴びたくないと考えて得た方法です。







最終更新日  2011.10.23 19:04:25
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