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カテゴリ:アジア
香港、旺角(モンコック)は、ヤクザの発砲事件なども実際に起こる混沌とした下町。
ある夜、小さないざこざは組同士の対立へと発展し、ボスの息子が殺されてしまう。 息子を殺されたボスは報復のため、殺し屋を雇う。 一夜に様々なドラマが生まれ、偶然の出会いが悲劇を生んでいく香港の犯罪ノワール。 本作は『カンフーハッスル』『2046』などの大ヒット作をおさえて香港三大映画賞の監督賞を受賞。 成功を夢見て大陸から出稼ぎに来た娼婦、純真な心を持つ殺し屋の青年、貧しい同郷出身の2人が出会う大都会、香港。 黒社会の抗争、警察内部の軋轢など、目新しい設定ではないけれど、 登場人物がそれぞれに抱える人間ドラマが絡み合い、必然的、偶発的な事件へ巻き込まれていく。 ロケ地といい、設定や出演者といい、『PTU』との共通点は多い。 香港らしく、何か食べてるシーンが多くて楽しい。(エッグ・タルト、屋台の牛肉麺、食べたーい) でも、こちらはお笑い無しでシリアスな展開。 特にラストが切なかった~。 香港映画、やるなァ~!と見直します。香港映画だって、やれば出来るのよ。 (ご都合主義で、ツッコミたい場面もあるけど)カタルシスっての?映画を見たなあーって気がします。 昨日の「亀は意外と・・・」は“そこそこ”の日常だったからネ。 1時間半もかけて、大森まで見に行った甲斐がありました。 大森のSEIYUはショボかったけど、1,000円以上買物したら映画が1300円になるって知ってたら、 買物したのに~。 「キネカ大森」は(隣のインド料理店の香り漂う)とても小さな映画館。 入り口には“香港明星迷”向けのグッズがあれこれ売ってました。 写真集に香港スターの芸能雑誌、ポストカードに生写真(久しぶりにアーロン見た~)、香港明星追っかけ漫画の本、 壁には本作のロケ地レポ。シーン別に詳細な写真入り。←マニアの香り。 主演のダニエル・ウーはモデル出身で身長180cm。ちっとも(大陸から出てきたばかりの)ダサイ田舎者に見えまへん。黒ブチ眼鏡だって似合っちゃう。 彼と行動を共にする娼婦役にセシリア・チョン。スレンダーな体に、商売がらミニスカート、網タイツに ラメのキャミソール。 『いくら稼いだ?』と聞かれて『1回360HK$(約5000円)、3週間で8000HK$(約11万5000円)』 『私の命なんて安物よ』と言うセリフも、ちっとも汚れた感じがしなくて、ハスキーな声と赤いコートがカワイかった。 おまけ 登場人物の一人、過去の事件の影を落とすミウ警部(アレックス・フォン)は(とっても美味しい役) イー・トンシン監督が、製作&脚本で参加した『ダブルタップ』に登場するミウ警部と同一人物という 設定で、本作はその続編的な位置づけでもあるという。 『ダブルタップ』見てない!見なくちゃ!でも、亡くなったキューピーちゃんが主演なの、悲しい・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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