2012.04.09

ダークナイト

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~感想~
何か大切なものを守ろうと思ったとき、ほとんどの場合なんらかの犠牲が必要になると思います。例えば、自分の子供をいじめから守ろうと思ったとき、いじめている子供を叱って、その場のいじめから助けてやることはできても、親が子供の世界に首を突っ込むことで少なからずクラス中で浮いた存在になってしまい、”普通に過ごす”ということがきっとできなくなってしまうでしょう。
このダークナイトも同じです。さまざまな犯罪が横行するゴッサムシティの中で、バットマンは、闇の仮面をかぶって犯罪と戦います。しかし、悪が横行する闇の世界の中にヒーローが首を突っ込んだことで、バットマンの脅威によって少なからず犯罪は減りましたが、それを代償にさらなる凶悪な悪を生み、終いには最愛の恋人をその凶悪な悪に殺されてしまいます。
この作品は、ダークナイトの心の中で揺らめく、ヒーローとしてのナイトの部分と闇の力に屈してしまいそうになるダークの部分の葛藤を描いている作品です。
個人的には、今まで見た映画の中でもっとも面白いといえる作品の一つです。

~あらすじ~
ピエロのような不気味なメイクを施した「ジョーカー」と名乗る正体不明の犯罪者がゴッサム・シティに現れ、その日も白昼堂々と銀行強盗をやってのけると姿をくらました。
一方、バットマンことブルース・ウェインはゴッサム市民を守るべく、毎夜悪と戦い続けていた。しかし、悪の芽をいくら摘み取っても、ゴッサムに真の平和が訪れることはなかった。バットマンはゴッサム市警のジム・ゴードン警部補と協力して、マフィアの資金洗浄元である銀行を摘発するという手段に出る。市警に潜む内通者の存在で一時は失敗も危ぶまれたが、新任の地方検事ハービー・デントの後押しもあり、ついにマフィアの資金源を断つことに成功する。
バットマンと違い、姿を晒して正々堂々と悪に挑むハービー。そんなハービーの姿に、ブルースは彼こそゴッサムが求める真のヒーローだと確信し、バットマンを引退しようと考え始める。かつての幼なじみである地方検事補レイチェル・ドーズに未だ想いを寄せるブルースは「バットマン引退の瞬間」こそ彼女と結ばれる時であると信じていたが、一方のレイチェルはブルースとハービーとの間で揺れ動いていた。
その頃、資金源を断たれて悩むマフィアたちの前にジョーカーが現れた。ジョーカーは彼らの全資産の半分を条件に、大胆にもバットマン殺害の提案を持ちかける。罪なき市民や警官を次々に殺害し、さらには市長暗殺を企ててバットマンを追い詰めるジョーカー。これまで自身のルールに従って犯罪と戦ってきたバットマンは、「秩序」を一切持たないジョーカーに苦戦を強いられるが、ジョーカーの真の目的は金でもバットマンの命でもなかった。ジョーカーの唯一の目的、それは「恐怖」と「混沌」をもたらし、人間の「本質」をさらけ出すことだったのだ。





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Last updated  2012.04.09 21:15:33
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