マイノリティ・リポート

こんな映画を観た。「東京国際映画祭」でのお披露目の前に試写会で観てしまいました！まだ、観ていない人のために多くは語りませんが、撮影のヤヌス・カミンスキーの仕事がすばらしいです。いわば「Ａ．Ｉ．」の姉妹篇とも言えるこの作品ですが、実はフィリップ・Ｋ・ディックの原作を借りて作られたスピルバーグ版「時計じかけのオレンジ」です。（ＤＶＤもまだ廉価版が残っていると思いますので、是非予習しといて下さい。）原作での主人公のキャラを、見事にスピルバーグ的な人物に再構築している脚本はみごと！（ただ少々長い。後半のテンポが落ちるのが残念！それほど前半のテンポがいいということなんだけど・・・・・・。）冒頭の「２０世紀フォックス」と「ドリーム・ワークス」のクレジットが特殊な処理をした画面になっておりますが、映画を観終わると「なるほど」と思える映像なので、見逃さないように！エイガドージョー・ドットコム