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2003年04月14日
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こんな映画を観た。

師範代は、約200人の小学生&幼稚園児に取り囲まれての鑑賞。ある意味最高の環境で観た劇場版11作目のクレしんでした。
前2作が反則すれすれの「オトナ向きなしんちゃん」だったとすれば、今回は原点回帰な痛快アクション映画に仕上がっております。
これまで「クレしん劇場版」を食わず嫌いしていた人たちには、格好の入門篇といえます。この作品で面白さを知った人は「オトナ帝国」「戦国大合戦」「ヘンダーランド」「ブタのひづめ」などの旧作を観ればよいのです。

今回の劇場版は、全体が「映画」しています。特に中盤は、ひたすら逃げる野原一家を縦横無尽のカメラワークでとらえたさすがの劇場版。映画は動画(モーション・ピクチャー)であるということを再認識させてくれるくらいに、とにかく動き回る映画です。その動きの心地よさはアニメーターの高い能力に裏打ちされていることも強調しておきたいです。
脚本が原恵一と水島努の共作ということもあって、基本はアクション映画ですが、大人向きの「戦争映画ギャグ」が満載でマニア心も十分楽しませてくれてます。
ギルゴア大佐風の敵キャラの台詞がとにかく最高です。

ネタバレになるので詳しくは書きませんが「焼き肉」がらみの野原一家のギャグには、笑いすぎて腹が痛くなりました。
http://www.shinchan-movie.com/
エイガドージョー・ドットコム





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最終更新日  2003年10月15日 01時33分20秒


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