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2003年09月15日
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こんな映画を観た。

東京ローカルの深夜番組「虎の穴」の映画コーナーで「こんな映画ちゃうよ!」とさまざまな映画を切りまくった井筒和幸監督の最新作。

数日後に刑務所に収監されるジェームス・ブラウンファンの親分(西田敏行)。そんな親分のために子分たちが決行したJB誘拐計画にいろんな事件がからんで・・・・・・・・。

これは古いタイプの娯楽映画です。物語のテンポも編集のリズムもかなり古い方法論で作られております。でも、こういう娯楽映画は作り続けてほしいもの。「寅さん」なきいま「釣りバカ日誌」だけが支えている日本の娯楽映画の伝統をしっかり受け継いでいる作品です。

大阪弁の西田敏行にむず痒いものを感じながらも、他にこの役をやれる役者っていないよなぁ・・・・・・というのも確か。(10月からスタートするリメイク版『白い巨塔』の財前の義父もこの調子なのだろうか・・・・・・)

サブキャラへの監督の愛情が感じられる演出には、かなり好感が持てます。特によかったのが、全編にわたって軽妙な演技の岸部一徳!!!「座頭市」に続いての好演で今年の助演男優賞はほぼ決定だと断言してしまいましょう!

出演シーンは少なかったけど寺島しのぶの女性タクシー運転手や政務秘書官役のラサール石井も好演。

脚本をもっと練り込めば、かなりな傑作になっただろうに・・・・・という点が惜しまれます。クライマックスの親分の「唄」に持ってくまでのエピソードの積み重ねが不十分なのでカタルシス不足なのです残念。役者たちはいい仕事をしているのだから、これは井筒監督の責任でしょう。「のど自慢」の泣きと「ゲロッパ」の軽妙さ、泥臭さ(これ誉め言葉!)を併せ持った映画ができれば最強だと思います。

文句はいろいろとありますが、「踊る大捜査線2」よりは、断然楽しめる映画だったことを明記しておきます。(2回観ましたが、やっぱ、師範代は「踊る2」はダメでした。)

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最終更新日  2004年09月13日 21時07分57秒


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