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2005年07月24日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
こんな映画を観た。

昨年のカンヌ映画祭で史上最年少で主演男優賞を受賞した柳楽優弥を主演に迎えたフジテレビ製作の夏休み映画。

音楽に坂本龍一を起用してテレビスポットを大量投入。CMでは「動物・子供・音楽」のイメージを前面展開している。

フジサンケイ・グループにとって、この作品は「平成の子猫物語」なのだ。

宣伝方針はそれでいい。

問題は泣けないことだ!

柳楽優弥の演技が特にまずい訳ではない。

ストーリー展開に無理がある訳でもない。

問題は、演出だ。監督だ。

演出の持つ世界観が小さいのだ。テレビの特番ならこれでいいのかもしれない。しかしスクリーンに映る映画としての風格に欠けるのだ。

ドラマ的には、タイでの象使いの修行のシーンが、リアリティもあって「絵」としても面白い。

それをはさむ形の日本でのエピソードが、どうにも薄っぺらで駄目。

最近「テレビ・ディレクター」が映画を撮ることが多いが、テレビと映画の特性の違いに鈍感な監督が多すぎるような気がする。

映画はなにより「世界観」「空気感」を演出できなければ駄目だと師範代は強く思うのです。

いまどきストップモーションに急ブレーキ音という「事故のシーン」を見せられるお客の身にもなってくれよ。昭和の映画かと思ったよ!

http://www.randy-movie.com/


エイガドージョー・ドットコム





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最終更新日  2005年08月01日 15時20分31秒


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