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2006年05月21日
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こんな映画を観た。

師範代は、映画を監督で選ぶことが多いです。
誰が出演しているかよりも、誰が作ったかの方に興味があります。
さらに、気に入った映画に出会うと、まるでその監督と友だちになったような気さえします。
ピーター・ジャクソンやクエンティン・タランティーノやロバート・ロドリゲスなどは、一度も本人会ったことはありませんが、「心の友」だと思っております。(まるでジャイアンだ!)
ただ、中には才能はあることは認めるんだけど、あまり友達になりたくない監督もいます。
「マンダレイ」の監督ラース・フォン・トリアーやフランスのフランソワ・オゾンなんかはその種の監督。
相当な才能があり、作る映画もすばらしい!けど、友だちにはなれない類の人々。
「心の友」などと言うと、「フン!君なんか友だちじゃないよ!」と言われてしましそうな怖さがこの監督たちにはあります。
それは、才能がありすぎて、人生をギリギリで生きている感じの怖さです。
いわゆる「天才肌」ってやつでしょうかね・・・・・。

今回の作品は、前作「ドッグヴィル」の続編。
主役グレースは、ニコール・キッドマンからブライス・ダラス・ハワード(『ダ・ヴィンチ・コード』の監督ロン・ハワードの娘)にバトンタッチされてますが、舞台のようなセットで繰り広げられるドロドロした人間模様という点では同じコンセプトの作品です。
今回のテーマは「奴隷制」。
すでに撤廃されているはずの奴隷制が残る大農園「マンダレイ」を開放しようとするグレースの姿を通じて描かれるの現代アメリカ社会への痛烈な皮肉です。
この世界では「奴隷制」が必ずしも悪ではないと描かれています。同時に「自由」の恐ろしさも・・・・・。「自由」というものは実は恐ろしいものだ・・・・・・というドグマは、今も我々を縛っているものかもしれません。
圧倒的なのは今回もジョン・ハートのナレーションです。
(岡本喜八映画の数作を除いて)日本映画でナレーションで成功しているものがほとんどないのは、この圧倒的存在感を醸し出せる俳優が少ないからかもしれません。

「ドッグヴィル」と同じくエンディング・テーマは、デビッド・ボウイの「ヤング・アメリカンズ」。
前作以上に皮肉に聴こえます。

http://www.manderlay.jp/


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最終更新日  2006年05月30日 21時15分34秒

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