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2006年10月18日
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こんな映画を観た。

正直、こういう映画はもう古いと思っていました。
「老い」を丁寧に見つめる真摯な映画・・・・・ひとこと言えばそういう映画。
これまでもたくさん作られてきた日本映画の得意分野。
あまり新鮮味は感じない映画だと思って見はじめたのは確かです。

ところが、この映画の「けなげさ」や「優しさ」や「丁寧さ」に触れて、師範代は心を震わされてしまいました。
日本映画界が「邦画バブル」という浮かれ状態の中で、金儲けだけを目的にぜす、本当に描きたいもの、描かねばならないものに、スタッフやキャストが真剣に取り組んでいるのがスクリーンから伝わってきます。
表現者としてあたりまえのことをやっているだけなんだけど、今年の邦画界では数少ないそういう姿勢を応援してあげたくなるのです。
例えば、昭和30年代の日本映画界だったら掃いてすてるようにあった家族の絆の物語ですが、平成のいま作られるからこそ、こういう映画は意味があると思います。
いつもファーストフードばっかり食べてて、ふと近所の蕎麦屋に入ったらなんかおやじのぶっきらぼうな感じが新鮮で蕎麦も派手さはないけど滋味深い味だった・・・・って感じの1本ですね。

熊本県八代市出身の耕治人の原作小説を、1986年「国士無双」以来のメガホンとなる保坂延彦が監督。
認知症となる女性を雪村いずみ、その夫を桂春團治が演じております。
夫婦の甥になる近所のおじさんを阿藤快が演じておりますが、たぶん彼の映画人生で最高の演技です。小市民でありながら、おじさんおばさんを愛する男をリアリティたっぷりに演じていて泣けました。師範代的助演男優賞の有力候補!!

最近、いい日本映画がないね・・・・・という方には見て欲しい1作です。

http://www.soukamoshirenai.jp/


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最終更新日  2006年10月19日 10時02分18秒

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