2005/08/18(木)16:41
『アジアのキュビスム展』
国立近代美術館 キュビスム展
久しぶりに、東京国立近代美術館に足を運んでみました。
「アジアのキュビスム」展です。
キュビスム??聴き慣れない言葉ですよね。私もです^^
<キュビスムの語源>
1910年前後、ピカソの家にあるブラックの風景画をマティスが画中の家を立方体と評したそうです。直訳すると「立方体主義者」
分解→歪形→再構成 が基本になるのです。ピカソの絵がそうです。
↓これは静物画で、分解!再構成されてるのがわかります。
図版:ジョージ・キート〈マンゴーのある静物〉1933年 油彩・キャンバス サプマル財団
静物画だけではなく、風景画、人物画↓も同じです。
図版:ガロ・B・オカンポ〈磔刑〉1950年 油彩・キャンバス 個人蔵
東京国立近代美術館で10/2まで行っています。
竹橋駅から徒歩約5分、武道館や靖国神社も近くにあります。
4Fの休憩室は全面ガラス張りになってまして、皇居が見下ろせます。
静かで、穴場な感じです。
お盆なのに、いや、お盆だから?
客はさほど多くなく、足音が響いて気を使うくらいでした。
隣は科学技術館があり、子供向けの展示や催し物をしており、
そっちは賑やかだったですね~
でも、たまに美術館に行くと体にいいですね。中身にです^^
私は、よく「見本」として椅子の上においてある、展示会の本を1Hくらいかけ読みます。
予習をして、見て回るととてもよく理解できるから面白さも倍増します。
「あ~これは一見静物画に見えるけど、実はバスの中から見た風景画なんだ」とか
「これはお酒のビンだけど、ポスターを描いてるんだ」などなど。。
しかし、連れがいると迷惑かけますので一人の時に「見本」熟読です^^
常設展のチケットも付いてくるところ多いですから見るところもいっぱいです^^
「キュビスム」を見ると、「所蔵作品展 近代日本の美術」2F~4Fも鑑賞できます。
館によっては、音声ガイド(有料)もありますが、
こちらは14:00~説明員がついて館内を回る事も行ってます(嬉しい無料)
わからなくても、たまには本物の芸術・美術に出会えると心の洗濯がされたような気分になります。
ほんの少しですが。。。。^^ヾ