ヘーゼル☆ナッツ・シネマBOOK

彼の名は『ハシビロコウ』。

名の由来は「クチバシがヒロいコウノトリ」と言う事らしい。

正式にはコウノトリ目ハシビロコウ科。
しかし、飛ぶ姿はサギ科に近い、ペリカンにも近いなど謎の多い鳥。

私が、今もっとも愛してやまない鳥である。(ヤコポは置いといて)特徴は、

1.木靴のような大きな嘴(別称英名)
2.鯨のような大きな頭(英名)
3.動かない
4.青灰色の羽
5.頭には、とさかまである。

彼は首が短く、サギのように首を伸ばして獲物をとることはできない。
なので、何時間も動かず気配を消して体ごと沼にダイブするのである。

その涙ぐるしい努力は子供の頃から養われる。
だが、子供はまだまだ我慢をしらないので、すぐ動いてしまい獲物も簡単には捕れない。
大人になると言う事は「我慢」を覚えると言う事と一緒。どこの世界もおなじだなあ～。。。

←体長は120cmくらい。こう見えて、飛行はお手の物である。

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　　　　　　　　◇某TVの中でのハシビロコウ◇
飼育係のお姉さんをパートナーと思っていたハシビロコウ。
お姉さんに近づき、頭を下げておじぎをして挨拶をしている。
そこへ、作り物のハシビロコウを置いてみる。
お姉さんは、そっちに挨拶をして、自分の事は見てくれない。
　　
すると

一歩、また一歩、ゆっくり遠ざかり向こうにいってこちらをみたまま動かない。

そこで、作り物のハシビロコウをどけて呼んでみた。

ジワジワと確実に戻ってきて、またお辞儀から入り今度は近くの葉っぱを加えて
「巣作りをしようよ」とお姉さんにアピールをはじめた。


攻撃性も少なく、彼の周りの時間はゆっくりと流れているかのよう。
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まあ、たまには噛み付きたくなるのもわかります＾＾

今日10/7(金)夜中の1：55～2：38NHK「地球!ふしぎ大自然」で再放送！！
動かない「ハシビロコウ」。見てみて～