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カテゴリ:映画
『エリザベス・タウン』公式サイト
マメ情報 ジャンル;ヒューマン 制作年度/国;'05/米 配給;UIP 上映時間;123分 監督;キャメロン・クロウ 出演;オーランド・ブルーム/キルステン・ダンスト 観賞劇場:11/26(土)ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ ◆STORY◆ シューズデザイナーとして活躍していたドリュー(オーランド)は、仕事で失敗し首になる。自殺しようとするが、そこに妹から父の死を知らせる電話が入る。彼は一人、父の故郷エリザベスタウンへ向う。 最初に。。。オーランドのファンの方は、オーランドをとても堪能できる映画だと思います。。。 トレーラーがとてもよくできていたと思う。ドリューが、死を思いとどめて大好きだった父の故郷へ行き、村の人たち良さに触れ笑顔に触れる。人々の愛情、自分への温かい態度、父との思い出、そして導いてくれる彼女。。 *********************************** <ドリューと父> ドリューと父の仲の良さのつながりが見えない。最初は父の葬儀も他人事のようなドリューだが、予告でもあるようにドライブしながら助手席の父の遺灰に語りかけ涙がこみ上げてくるシーンがある。 こういう場面もイマイチ伝わってこないのだ。なんせ、父との思い出といえば3歳くらいの時、部屋で遊んでただけ。略奪愛の母と姉の代表で1人父の故郷へ向うドリューには、本当に父には愛情しか抱いていないのか。全く不明である。 <昔の彼女エレンと神出鬼没なクレア> まず、予告では”仕事も首になり、父も死に、恋人とも別れ・・・”なんてあるが、恋人との思い出なんて特にあるとは思えない。彼女は出世のために彼を利用していただけで、もしや付き合ってる”と思っているのはドリューだけ”ではないか。エレンの大勢の男の中の一人でもあったのかも(妄想)。 ジェシカ・ビールは綺麗というよりも、なんか男らしい顔をしていた。 彼の心を導く役として、クレア(K・ダンスト)がでてくる。 しかも、出てくる出てくる、神出鬼没なまでにいろんなところからいろんな場所に。 彼女が苦手な人だと、より彼女をイヤになる事ができる作品に仕上がっております。 <首になった理由> ドリューがデザインした靴のせいで、1000億の損害が出たため会社は倒産の危機だと。。。 で、その原因を私は知りたい。話の一番大きな原因を作る理由が。でも、でてこない。大失敗としか。それに、一度の製造で会社は、倒産するような金額を使うのか? そして、それは一デザイナーの責任だけでなく、マーケティング部の責任ではないのか? 1000億という金額を言わずに、”大失敗でただの首になった”という方が自然な気がする。 <母> ドリューの母を、スーザン・サランドンが演じている。彼女の見せ場は、告別式の日の壇上でのスピーチ&タップダンス。S.サランドンが出てくることによって映画が少し引き締まって見える。 <結婚式と葬式> ドリューの宿泊先では、式を挙げる予定の2人が友人達と3日前からホテルに泊り込みドンちゃん騒ぎをしている。日本では、ちょっと考えられない。余計なお世話だが、費用がきになる。 葬式は、明るく楽しくしても良いと私も思う。彼らの楽しくしようとする姿勢はとてもいい感じだった。 告別式で壇上で一人一人スピーチするのには、驚かされたが。 *********************************** あまり良い事も書いてないので、良かった(面白かった)と感じる箇所を。まず音楽は良かった!!棺おけを穴に入れるシーン、叫ぶ子供にビデオを見せるシーン、ホテルで結婚するカップルのビールを盗もうとして新郎とばったり会い仲良くなるシーンなどクスクスと笑えるシーンも用意されています。 私は、最後にドリューが吐いたセリフが好きではない。クレアとキスしながら 「人は何のためにいきるのか。鮭は臭いで故郷に戻ってくるという。過酷な川を上ってまでも。それは何故か。。。。。SEXするため 命」 と。この映画はヒューマンではなく、恋愛作品としてジャンルわけしたらどうだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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