2006/12/06(水)10:59
『マーリン(4)時の鏡の魔法』トマス・A.バロン/著
マーリン(4)時の鏡の魔法2005.10/全集・双書333p
◇内容◇
“おそれ沼”にむかったマーリンを、“時の鏡”を使ったおそろしい罠が襲う。呪いにかけられたマーリンの命の時計が残り時間をきざみはじめ、時を超えた冒険がはじまる。
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"時の鏡"を使って、魔女が現れます。でも、この魔女。マーリンを知っている様子。。
さぁ、どの巻に出てきた誰でしょうか~。という謎解きも楽しめます。
あごひげを蓄えた老人。「未来のマーリン」だなってわかるんですが、あっさり本の中でもネタバレ早いんですよねえ。「わしがマーリンじゃ」、「僕もマーリンだよ」という感じで。。
全5巻シリーズ第4巻。マーリンの心の成長がいちじるしく見て取れます。
でも、まだ「僕にはできないよ。。」という弱気な口癖は残っておりまが。
第7の魔法の鍵を探している途中で少年に出会い3人で向かいます。鍵を手に入れたところで、魔女登場。背後には死霊軍団を率いて。しかし、死霊軍団は、足かせをはめられて奴隷状態。
「マーリンその鍵で自分の命を救いなさい」と、なぜか魔女は鍵を使わせたい様子。
その時のマーリンの決断で、その後の運命。そして5巻にも影響を与えます。
時空をこえる鏡によって、未来の自分や将来剣をゆずる少年など内容も面白くなっています。
ハーリアとの恋の行方もきになるところ。オススメ★★★★・