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カテゴリ:お勧めBOOK
マーリン(5)失われた翼の秘密2005.01/全集・双書438p
◇内容◇ ダグダが不吉な予言をつげた―。二週間後“黄泉の国”と"フィンカイラ"が近づいてリタガウルひきいる軍勢が、フィンカイラに攻めこんでくる。決戦に勝利するためには、おまえが真の敵をたおさねばならない―。マーリンの真の敵とは?フィンカイラは滅びるのか?勝てる望みのない戦いに、マーリンは命をなげうってのりだした。 ********************************* キャー、とうとう最終巻がやってきました 前回のレビューは、こちら↓ 『魔法の島フィンカイラ』、『七つの魔法の歌』、『伝説の炎の竜』、『時の鏡の魔法』 この最終巻を読むために今まで読み続けてきたと、感慨深い気持ちです マーリンってのちにアーサー王につかえる魔術師になるのですが、 そのアーサー王につかえるまでの話がこの1巻~5巻に書かれているのです。 ちなみに、アーサー王であろうという少年も4巻で出てきます 5巻終って、地上へ舞い戻りアーサー王と出会い冒険していく物語は、 まだ日本では発刊されていません。くぅ~、読みたいのにい~。。。(´д`) フィンカイラの島の秘密、そして最後までわからなかったフィンカイラ人の失った翼の秘密 までもがとうとう解明されます。 ただね、まぁ不思議なのが、いつどうやって魔法を覚えたのか書かれていないんですよね。 マーリンがいつの間にか、"動きの魔法"とか困難な魔法を軽々とあやつるんです(?_?) 『ハリー・ポッター』のように魔法学校があるわけでもなく、 『エラゴン』のように師匠のブロムやエルフがいるわけでもなく。そういう点では、ちょっと爪が甘いこのマーリンシリーズですが、 「不思議な島 フィンカイラ」が読んでいる間中包み込むような感じは心地よいです ********************************* <総評>おすすめ★★★★・ 他のファンタジーよりも言える事は、森や生き物の命の鼓動が伝わってくるということ。 そして、憎しみだけではなく『人を赦す』という行為の価値も教えてくれると思います。 そういった意味で、子供に寝る前にきかせるファンタジーとしては丁度いいでしょう 第一巻でまだマーリンが目が見えるとき。 つぼみに「花よ開け」というシーンがありますが、 もうここから著者の言いたいことは始まっているんだなと思いました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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