2007/05/02(水)18:28
『約束の旅路』★★・・・
『約束の旅路』オフィシャルサイト
制作データ;2005仏/カフェグルーヴ、ムヴィオラ ジャンル;ヒューマン 上映時間;149分 指定;なし
監督;ラデュ・ミヘイレアニュ
出演;ヤエル・アベカシス/ロシュディ・ゼム
劇場:4/30(月)岩波ホール
◆STORY◆
1984年、スーダン難民キャンプ。エチオピア系ユダヤ人だけがイスラエルへ救出されることを知った母親が息子を手放す。イスラエルに到着した9歳の少年は、シュロモというユダヤ名を与えられる。やがてリベラルで裕福なヤエルとヨラム夫婦の養子となるが、本当はユダヤ人でないことを誰にも打ち明けられず苦悩する。
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なんとも、良さそうな映画ではないですか・・・
9歳の男の子が、母親から離れ一人ユダヤ人として、裕福な家庭で育つわけです。
申し分ない暮らしにも関わらず、彼には常に2つの疑問が付きまとう。
1.何故、母親は僕を突き放したのか
2.母親に別れ際に言われた台詞『何かになるまで帰ってきてはダメ』。何かとは何か?
中盤までは、目が乾くことなく観賞できます。少年の心の葛藤がわかるから。。
しかしねぇ。20歳くらいにもなって、母親の気持ちもわからないなんておかしいわ
そして、大きな問題。それは・・・・・主役が3人も変わったことですね
A:9歳の男の子
B:中学正くらいかな?痩せた青年
C:高校生?
このAはいいんですが、BとCの違いがさっぱりつかめない。
しかも、Cの青年はちょっとイケメン風なんですよ。何故?それに、ヘアなんか超ボブ・マリー
ここら辺から。もうウダウダです。
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★★・・・
中盤までは申し分ないのですがねえ。終わり悪ければ・・ってことでしょうか。
残念賞です。