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松本道弘ブログ 元祖ナニワ英語道

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2007年07月15日
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カテゴリ:ナニワ英語道
同時通訳の師、西山千先生が、この世からそっと消えた。
一瞬、私もふっと消えたくなった。
この世から去りたいわけではない。
氏の追悼執筆のためにどこかの島へ行きたい。
出版社がなくてもいい、ただし同時通訳の名人との想い出を、どこかに何らかの形で書き留めておきたい。
やはり海の見えるところか。
5、6年前、伊勢湾の見える旅館で何気なくテレビのチャンネルを変えたら、師の西山千先生が、NHK番組に出ておられた。
バスの中で見知らぬ老婦人に話しかけられたという。
「あなたがアポロ通訳の西山さんですか。あなたの通訳のお陰で月面着陸したような気持ちになりました。長生きしていてよかった・・・・」と。
たしか、そんなことばであった。
私の印象は不確かだが、私の眼はその時の師の瞼ににじんだ涙をとらえていた。
通訳者冥利につきます。もったいないお言葉・・・、という感謝の表情であった。
私も目頭が熱くなった。
見知らぬ老婦人の言葉にかくも感動する。
テレビの人ではない。
ブラウン管の裏の人である。
秘すれば花。(続く)

記事⇒ 「同時通訳者の西山千さん死去

関連のブログを発見⇒ 「JIROの独断的日記ココログ





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最終更新日  2007年07月15日 09時16分21秒
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