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カテゴリ:ナニワ英語道
同時通訳の師、西山千先生が、この世からそっと消えた。
一瞬、私もふっと消えたくなった。 この世から去りたいわけではない。 氏の追悼執筆のためにどこかの島へ行きたい。 出版社がなくてもいい、ただし同時通訳の名人との想い出を、どこかに何らかの形で書き留めておきたい。 やはり海の見えるところか。 5、6年前、伊勢湾の見える旅館で何気なくテレビのチャンネルを変えたら、師の西山千先生が、NHK番組に出ておられた。 バスの中で見知らぬ老婦人に話しかけられたという。 「あなたがアポロ通訳の西山さんですか。あなたの通訳のお陰で月面着陸したような気持ちになりました。長生きしていてよかった・・・・」と。 たしか、そんなことばであった。 私の印象は不確かだが、私の眼はその時の師の瞼ににじんだ涙をとらえていた。 通訳者冥利につきます。もったいないお言葉・・・、という感謝の表情であった。 私も目頭が熱くなった。 見知らぬ老婦人の言葉にかくも感動する。 テレビの人ではない。 ブラウン管の裏の人である。 秘すれば花。(続く) 記事⇒ 「同時通訳者の西山千さん死去」 関連のブログを発見⇒ 「JIROの独断的日記ココログ」 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月15日 09時16分21秒
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