2007/09/25(火)08:17
連載『それでも私は英語道を勧める』3<風の巻>
石で原理・原則を述べたので、次は風に入ろう。
現実だ。
a reality principle(現実原則)というが、日本的発想では理解しがたい。
理想を述べることが好きであっても現実には目をつむってしまう。
中国、韓国の英語教育にかける情熱と意気込みはほとんどの本のマスメディアでは報道されないが、彼らは英語を国際的に闘う(市場拡大のため)ための武器だと考えているのだ。
教育のためにやるという優雅さ(luxury)に酔いしれているヒマはない。
英語の幼児教育が国策にもなっていない。
日本では、学者の意見が支配的で、ビジネス界の声が反映されない。
どうも世界の潮流に逆らっている。
英語のスコア競争は、出世のためのパスポートという考えは、あながち間違ってはいないが、それがまだ“武器”(weapon)にまで至っていない。
紘道館(ナニワ英語道の本部)は、武器としての実用英語を教えているが、なかなか広がらない。
それでよい。
私塾を宗教的なあるいはビジネス組織体に衣替えする気持ちは毛頭ない。
そういう誘惑とはずっと闘ってきた。
英語道はspirit Englishであって、religious Englishでは断じてない。
現実的にみると、英語道の信奉者が少ないのは、私の信者と思われるのを警戒しているからであろうか。
しかし世界中に私の英語道の精神を受けて、英語を「行」と考えて、活躍している人がゴマンといる。
「松本道弘・維新の集い」
今回の会は、ただの「出版記念パーティー」ではありません。
「固定は死」松本道弘 維新の集い
松本道弘の「気概」を見に来ていただきたい。
日時 :9月29日(土)19時~21時
会費 :8000円(会場受付にてお願いいたします)
軽食+フリードリンク、書籍「日本の気概」進呈
場所 :日本外国人特派員協会
(通称 外国人記者クラブ)有楽町電気ビル 北館20F
主催 :国際ディベート学会(IDNA) ICEE(紘道館)
後援 :日新報道 光文社 ワールド・フォーラム
参加申し込み:お名前、ご住所、電話番号、参加人数を
お書きのうえ、下記のアドレスまで。
日新報道事務局 info@nisshin-houdou.com
ご案内の請求は、維新の集い事務局
⇒asset-d@k5.dion.ne.jp