|
テーマ:旅行大好き(81)
カテゴリ:カテゴリ未分類
アメリカ発の旅行口コミサイトVirtualtouristの新たな取り組みが世界の旅行関係者の注目を集めている。
Virtualtouristは旅行口コミサイトとしては草分け的存在なのだが、過去には欧米の主要雑誌より表彰を受けてきた。今回Virtualtouristが挑んでいるのは口コミのグループ化である。従来の旅行口コミサイトは人気観光地を登録し、登録したサイトに口コミを集める方式が主流だった。トリップアドバイザーがとっている方法である。ただし、機械的に名所やレストランを登録してしまうとどうしても同じ場所が違う名前でダブって登録されてしまうケースが出てしまうのである。 Virtualtouristは旅行者の視点をページに反映させるべく、2013年よりエディター制度を発足させた。エディターにはVirtualtouristを代表するトップレビューアが参加し、自分の得意な地域の旅行ページのすばらしい写真をより目立つ位置に上げたり、反対につまらない写真は目立たないようにランクを下げたり、あるいは表示しないようにする権限が与えられる。さらに自分の担当したエリアの簡単な案内文やイベント情報を書き込むこともできる。 昨年からVirtualtouristがエディターに委託して進めているのが、口コミのグループ化である。グループ化とは口コミをわかりやすくまとめることである。しかし、 単なるカテゴリー分けと違うのは、原則的に観光施設ひとつに一グループとすることである。ただその単位をどこに置くかは場所によっても違うためエディターとスタッフが話し合いながら適切なグループ化を進めていく。またグループは多すぎるとかえって見にくくなる。ひとつの観光地に適正な数は最大50であろう。 私は昨年8月から横浜の口コミグループ化を進め、その後名古屋、新宿、東京、東京都(主要観光地のみ)浜松、姫路、札幌の口コミグループ化も進めている、他のエディターが、京都、大阪、奈良、岡山も担当しているので、2015年8月現在対象都市は日本では12都市・地域となる。まだまだ、口コミのまとめが必要な都市は多いのだが、ここ最近は申請してもなかなかOKが出るまで時間がかかる。ただ、そろそろ対象都市を拡大する時期に来ていると感じる。年内の口コミグループ化の対象候補は 広島、神戸、長野、箱根、福岡、金沢、高山、小田原 である。一つの都市のグループ化に2ヶ月くらい見るとすると今年はここまでが限度である。地域バランス的に長野か福岡、ランク的に広島、神戸が有力である。小田原はすでにグループ化都市の対象(小田原城をまとめるため)となっている。北陸新幹線の開通で注目度が増している金沢が現在次のグループ化都市候補として一番有力である。 2015年8月6日更新 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.08.06 12:19:28
コメント(0) | コメントを書く |