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テーマ:将棋について(1292)
カテゴリ:将棋
前回紹介した最強東大将棋DS10級(先手)と月下の棋士王竜戦、じっちゃん修行編L1との5番勝負の第1局目です。棋譜解析は激指11を使用、盤駒も激指11です。
図1までの棋譜 ▲7六歩△3四歩▲2六歩△4四歩▲5六歩△4二銀▲6八玉早くも7手目で銀星8の280万手定跡から外れます。後手はひたすら矢倉に囲います。 △3三銀▲7八玉△5四歩▲4八銀△6二銀▲5八金右△3二金▲9六歩△4一玉▲9五歩△5二金▲5七銀△3一角▲4六銀△7四歩▲2五歩△8四歩▲3六歩△8五歩▲3五歩 図1 激指11の解析ではここでは3五同歩と取っても評価値-300くらいでやや後手良しだったのですが、月下の棋士L1はここで△6四角と脇システムのような形にしてきます。月下の棋士の将棋プログラムは戦型を「指定なし」にすると先手が振り飛車だろうが、居飛車だろうが、矢倉(無理やり矢倉調ですが)にしてくるということなのでしょうか、その後先手は飛車角を繰り出し、ペースを握ることとなります。月下の棋士も粘るのですが、119手で最強東大将棋に軍配が上がりました。疑問に思うのですが、先手の玉の守りが薄いのであれば8筋、7筋からバンバン攻めたくなりますけど、そうした場合には東大将棋は奇襲を用意しているのでしょうか。無難そうなのは5手目5六歩としたところで5二飛のように振り飛車にする、これは実践例もあるようなので、研究の余地はありそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.05.07 15:58:18
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