2018/03/12(月)18:32
ただただ下らない日々の備忘録ではありますが
このブログの記事を更新し始めたのは、2007年4月。もうすぐまる11年になります。
これまで1,824件のエントリーがありますので、単純に日数で割り返すと2.2日に1回の書き込み。
3日に1度のペースでしか更新しておらずかつそのムラも大いにあり、書き手の都合勝手なライフログのような媒体に過ぎないわけですが、そもそもなぜこんなことを始めたのか思い出してみました。
田坂広志先生の講演を聞きに行ったのだと思います。何がきっかけだったか定かでないのですが田坂先生の本を読み、感銘を受けた図書委員会のメンバーで実際の講演会に参加しました。
その時に先生がお話の中で発せられたのが「いまどきのビジネスマンはブログのひとつも書かなくてはいけません」という言葉。
それはどういう意味だったかとあらためて考えてみると、
・「サラリーマン」を捨て、一人一人が自立した「ビジネスマン」になりなさい
・変化の激しい時代に様々な切り口を備えたプロフェッショナルでありなさい
・会社に隷属的にならず、個人としての意見をしっかりと持ちなさい
・そしてそれを社会に発信できる存在でいなさい
・自ら発信した情報で他人とつながるネットワークを持ちなさい
・会社のためでなく、社会のために生きなさい
・・・十全に言い尽くせませんが、語られていた文脈の中でこのようなメッセージが込められていたと思います。
そう振り返ってみる時、私が更新する記事の9割は先生のおっしゃるような観点・水準に達しておらず、ただただ下らない日々の備忘録ではありますが、このブログがなかったら出会わなかったような人とのつながりもできたことも事実です。
またたまに、初対面の方が事前に記事を読んでいただいていることもあります。(恥ずかしい限りですが。)
そしてまた、文章を書くことで自分の考えていることを整理するのに役に立つこともあります。
原点に立ち返り、個人的なブログ、もう少し続けさせていただきたいと思います。
中村晃一