|
カテゴリ:株式市場、会社動向など
今日(9月14日)、多くの方々はご存知と思いますが、株式会社ミクシィ(通称「mixi」)が東証マザーズに上場しました。SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)最大手のミクシィが東証マザーズに新規上場するという話題は、IT・ネット関連の大物有名企業の登場とあって、その初値形成や上場後の株価推移に対して市場関係者の注目が集まっていました。
ご存知の方も多いと思いますが、SNSとは、身近な友人や知人とのコミュニケーションや、共通の趣味嗜好に関する情報交換などを目的として展開されるウェブサイト、およびそのサービスで、「mixi」の会員数は7月に500万人を突破していると言われています。SNSのコンセプトである「既存会員からの招待がなければ会員登録できない仕組み」は、「mixi」から始まったものです。 ミクシィでは、IT系求人情報サイト「find job!」を運営するインターネット求人広告事業も展開しています。2007年3月期の連結業績について同社では、売上高47億8900万円(前期比2.5倍)、経常利益17億1900万円(同88%増)と大幅な増収増益を見込んでいるとのことです。 アナリスト達は「知名度、注目度が非常に高い銘柄であることから、公開価格の155万円に対して約2倍の300万円前後の水準が初値のひとつの目安となりそうだという予想でした(この場合、予想PERは200倍と異常値になる上に、上場時の発行済み株式数が、およそ7万株と比較的大きくなる為、疑問視する見方もありました)が、実際はこれをも上回り、初日に初値つかずという、異常事態と言える盛況ぶりとなっています。(反面、楽天やUSENが「あおり」を受けてますが、...) 今後のIT業界への起爆剤となるのかどうかが注目されます。明日以降も、当分、目が離せない状況となってきています。この意味は、株価の動向もさることながら、サイバースペース上での安心感のあるコミュニティの形成に関してです。合せて、そこから広がるリアルなコミュニティへの移行、発展ということも含まれます(何にでも、表と裏があるように、今後、問題の発生も想定しておかなければならないことも、指摘の中に含まれます)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月15日 12時20分43秒
コメント(0) | コメントを書く
[株式市場、会社動向など] カテゴリの最新記事
|